祝!食文化館入館者350万人達成!

11月30日の金曜日、食文化館の入館者が350万人を突破しました。

ちょうど350万人目となったお客様は、滋賀県からお越しのご夫婦。

ご夫婦には記念品として、小浜の名産品、鯖のなれずしなどを贈呈させていただきました。

食文化館は今年の9月に開館15周年を迎えています。

これからの15年、20年も、たくさんのお客様にお会いできることを楽しみにしています。

ぜひ、大人気の食文化館に足をお運びください。

川崎海の駅フェスタ2018が開催されました!!

11月3日(土・祝)、秋の晴天に恵まれた小浜市総合卸売市場で、川崎海の駅フェスタ2018が開催されました。

海・里・山の美味しい食が市場に勢ぞろいし、特設の七輪焼きコーナーはいつも満員になりました。

美味しい果物や野菜を懸けた模擬セリ大会など、盛りだくさんのイベントで会場はヒートアップ。

フィナーレのお菓子まきまで、会場は一日大盛況でした。

この日の来場者は約5000人。小浜の最高の味を堪能した一日になりました。

「防災のススメ ~非常食編~」が開催されました!

23日、食文化館で「防災のススメ ~非常食編~」(小浜市生活安全課と共催)が開催されました。
防災担当の市職員による災害に関する講演と、備蓄している非常食を無駄にしない「ローリング・ストック」を活かした調理体験・試食会です。

講演では災害の種類のほか、小浜市で起こった災害(H25の台風18号)の被害状況が紹介され、避難方法や日ごろの備え、災害情報を得る手段などもテーマに挙げられました。

講演後は、缶詰を使用した調理の体験・試食が行われました。
料理の品数は15品にのぼり、試食を終えた参加者は大満足の様子でした。

災害時に安全・安心な非常食を食べるためにも、日ごろからローリング・ストックを意識して過ごせるといいですね。

かけはしサポーターがお月見の飾り付けをしました!

21日(金)、食文化館運営ボランティアの一つ「かけはしサポーター」が、町屋に十五夜の飾り付けをしました。

今年の十五夜は9月24日(月)です。十五夜の月は「中秋の名月」と呼ばれ、昔からお月見の日として楽しまれてきました。

十五夜は秋の収穫を祝う行事でもあり、ススキや団子のほかに、収穫期にあたるイモ類も月に供えていました。そのため、中秋の名月は「芋名月」とも呼ばれています。今回の飾り付けでも、食文化館の畑で育てたサツマイモや、サトイモをお供えしました。

お供え物の隣には、萩(はぎ)や女郎花(おみなえし)など秋のお花。とても綺麗に飾られています。

飾り付けは、明日24日(月)まで展示しています。
ぜひ食文化館にお越しいただき、ご覧になってください。

御食国若狭おばま食文化館 開館15周年記念イベントを開催中です!

食文化館は、9月14日、おかげさまで開館15周年を迎えました。

この節目の年を記念して、食文化館では記念イベントを開催しています。

連休中は1階インフォメーションの特大バースデーケーキ(写真)で沢山のお客様をお迎えし、小浜市の公認キャラクター、サバトラななちゃんもお祝いに駆け付けてくれました。

食文化館のこれまでの歩みを振り返った「15周年の歩み写真展」は月末の30日まで、企画展示「幕末・明治の食文化~日本における肉料理のはじまり~」は来年3月12日まで開催中です。

ぜひ、食文化館に足をお運びください。

企画展示「幕末・明治の食文化 ~日本における肉料理のはじまり~」を開催しています!

食文化館ミュージアムでは、企画展示「幕末・明治の食文化 ~日本における肉料理のはじまり~」(幕末明治福井150年博関連イベント)を開催しています。

見どころの一つは鹿鳴館の晩餐会メニュー(レプリカ)。
鹿鳴館は、明治の元勲・井上馨(かおる)が外交のために建設した迎賓館です。そこで催された晩餐会から、当時の最先端の西洋料理を知ることができます。

明治維新後、日本は牛鍋など「洋風の食材」で日本料理を作るのみでしたが、明治半ばになると上流階級のあいだで「西洋料理」が受け入れられていきます。鹿鳴館の建設は丁度この時期にあたり、メニューには牛ヒレ肉のステーキや七面鳥の蒸し焼き、鶉(うずら)のローストなど、豊富な肉料理が並びました。

本展示では他にも、江戸幕府とペリーの宴会を伝えた当時の瓦版(ニュース速報)や、家庭に肉料理が広まり始める火付け役となった明治・大正時代の料理書など、貴重な資料も公開しております。

ぜひ、食文化館にお越しいただき、ご覧になってください。

精霊船(しょうらいぶね)を見に行ってきました!

小浜市内の海沿いの集落では、お盆の終わりに供物や塔婆をのせた大きな藁製の精霊船を海に流す行事があります。お盆でお迎えした先祖の精霊を船で送る風習です。

今回は田烏区の精霊船を見学させていただきました。田烏区では南組と北組に分かれて精霊船の行事が行われており、各組は法楽寺と永源寺の檀家となっています。

船には施餓鬼会(せがきえ)で使った笹と五色旗が飾られます。浜に置かれた船の中に、住民が次々に供物やお花を入れていき、艫(とも)の骨組みにもなっている竹で出来た賽銭箱に賽銭を入れていました。田烏南組の供物は、赤飯や団子、果物を大きな蓮の葉で包んだものでした。

住職による読経や、住民による和讃のあと、精霊船は漁船にのせられ、防波堤の内側を三周してから沖に出ていきました。浜に集まった人々は、それを合掌して見送っていました。

住民のお話しによると、かつて精霊船は子どもが中心となって作っていましたが、現在は大人が作ることがほとんどとのことです。

今後も永く守り伝えてほしい小浜の行事の一つですね。

町屋に地蔵盆の飾りつけを行いました!

食文化館では、ボランティアのかけはしサポーターが町屋に地蔵盆の飾りつけを行いました。

地蔵盆とは、毎年8月23日に子どもたちを中心に行われる地蔵の祭りです。小浜市の小浜・雲浜・西津地区などでは、子どもたちが絵の具で石の地蔵にカラフルに色を塗る「化粧地蔵」がよく知られています。地蔵のために雛壇のような祭壇をつくり、団子や御膳などいろいろな供物を供えるのも特徴です。

江戸時代の若狭の郷土誌『拾椎雑話』には、「毎歳七月二十三日より四日へかけ、子供集まり、町の辻に有る石仏に盛物をそなえ、旗をたて鉦(かね)をたたき地蔵祭と云う」とあり、「正徳の頃」(1711~1716)以降に流行し始めたとも記されています。

地蔵盆の飾りは23日まで展示しています。
是非、食文化館にお越しいただき、ご覧ください。

おもしろふしぎクッキング「玉ねぎの皮で絞り染めをしよう!」が開催されました!

3日、食文化館の夏休みイベント、おもしろふしぎクッキング「玉ねぎの皮で絞り染めをしよう!」が開催されました。玉ねぎを丸ごと使って、ハンカチの絞り染めとマフィンを作る調理・実験イベントです。

はじめに玉ねぎの皮の煮汁にハンカチを浸すこと15分。次にそれを媒染剤(染め色を定着させるために必要な金属成分)のミョウバンに浸すと一気に黄色に変わります。参加した子どもたちは「おぉ、すごい黄色くなった!」と感動した様子でした。

マフィンのために玉ねぎを千切りにするときには、「目にしみる、涙が出る」という声も聞こえましたが、最後はやさしい甘みのマフィンが出来上がりました。

簡単な材料でお家でも出来る実験と調理なので、ぜひ試してほしいですね。

若狭東高生が就業体験を行いました!

7月23日~25日の3日間、若狭東高生3名が食文化館で就業体験を行いました。
生徒たちは1日目に食文化館のミュージアムで小浜の食の歴史や文化を学び、2日目には当日開催されていた「季節の調理体験」に参加しました。

最終日には「歴史の宝庫 食文化館」と題したポスターを制作し、食文化館の魅力を発表してくれました。生徒によると「外国から来られる来館者も増えているので、英語表記をつけた」とのこと。たしかに食文化館の設置目的やフロア案内を紹介した文にも、英語の要約をつけてくれており、わかりやすく仕上げてくれました。

今回の経験を活かして、将来もぜひ小浜と食文化館の魅力を発信してほしいですね。