7月2023

季節の調理体験「魚さばき アジを背開きに」

7月22日(土)に季節の調理体験「魚さばき アジを背開きに」を開催しました。
春から夏にかけて漁獲されるアジは脂がのっていて、美味しいです。
今回の調理体験では、旬のアジを背開きにし、アジフライを作りました。
その他にも、「雑穀ごはん」、「ひじきの白和え」、「夏野菜の味噌汁」、「梅寒天」を作りました。

アジには、尾の付け根に「稜鱗(ぜいご)」と呼ばれる硬いうろこがあります。
この稜鱗は、敵から身を守る役割があるといわれており、硬いために背開きの際は取り除く必要があります。
アジの背開きには皆さん苦戦されていましたが、手間をかけた分、美味しそうに召し上がっていました。
特に子ども達からは、「美味しい!」の声が聞こえていました。

     

連日猛暑が続いておりますが、夏バテしやすいこの季節だからこそ栄養バランスを考えた食事を心がけて、暑い夏を乗り切りましょう。

8月5日(土)、13日(日)にはおすすめ体験「カルピス風味の蒸しパン」を、8月12日(土)、27日(日)には季節の調理体験「鯖カレー」を開催します。
是非ご参加ください。

抹茶くずまんじゅう

小浜の夏の風物詩に「くずまんじゅう」というくず粉を用いた和菓子があります。7月8日(日)のおすすめ体験では、くずまんじゅうに抹茶パウダーを加えた「抹茶くずまんじゅう」を作りました。
まず、あんを丸めてあん玉を作ります。次に鍋にくず粉、水、抹茶パウダー、砂糖を入れて泡立て器で混ぜ合わせます。鍋を中火にかけてとろみが出て透明になるまで練ります。練ったものを水で濡らしたくずまんじゅうの容器に半分くらいまで注ぎます。そこにあん玉を入れて、上から先ほど練り合わせたものをさらに加えます。あら熱をとり、氷水で冷やして固めたものを皿に取り出したら出来上がりです。
抹茶の風味とくずまんじゅうの清涼感が夏の暑さを忘れさせてくれますね。

7月22日(土)と29日(土)は「魚さばき(アジを背開きに)」の季節の調理体験を開催いたします。ぜひご参加ください。

食文化館の七夕

7月7日(金)は七夕でした。
七夕の日には、織姫と彦星が天の川を渡って逢瀬をすると言われています。これは奈良時代頃に中国から日本に伝えられた伝承がもとになったもので、本来は水の神と乙女が結ばれるというモチーフに基づいた儀礼であると考えられています。
食文化館では7月3日(月)にかけはしサポーターが七夕の飾りつけを行い、7日(金)まで笹の展示を行いました。来館された方は、思い思いの願い事を書いた短冊を笹に吊るされていました。皆さんの願いが叶うとよいですね。