6月2023

季節の調理体験「魚さばき 梅雨イワシを手開きに」

6月17日(土)に季節の調理体験「魚さばき 梅雨イワシを手開きに」を開催しました。
梅雨の時期に獲れる産卵前で脂がのったマイワシを「梅雨イワシ」と呼びます。今回の季節の調理体験では梅雨イワシを用いた「イワシのかば焼き丼」と「つみれ汁」に加えて「スナップエンドウの煮びたし」と「水無月」を作りました。
イワシのかば焼き丼は、まずイワシのうろこを取り、キッチンバサミで背中から胸ヒレあたりまで切り込みを入れて、内臓を取り除きます。イワシを水でよく洗い、両手の親指で腹開きにしながら中骨を取り除きます。キッチンペーパーで水気をとって小麦粉をまぶします。油をひいたフライパンでイワシの両面を焼いたのち、醤油、砂糖、みりん、酒で味付けをします。煮詰めながら十分にタレがイワシに絡んだら、ご飯の上にのせて出来上がりです。
つみれ汁は、イワシを手開きにして骨、背びれ、尾びれを取り除きます。片栗粉、五徳味噌、料理酒、おろし生姜を加えてフードプロセッサーで混ぜ合わせます。つみれを八等分に分けて丸く形を整えます。短冊切りにした大根と人参、小口切りにした細ネギと一緒に鍋で煮ます。火が通ったらアクを取り除き、料理酒、薄口醬油、塩を入れたら完成です。

皆さん、イワシを手開きにするのに苦心されていましたが、調理後には脂がのった梅雨イワシの味に大満足のご様子でした。

6月24日(土) に季節の調理体験「魚さばき 梅雨のイワシを手開きに」、7月9日(日)と15日(土)におすすめ体験「抹茶くずまんじゅう」を開催します。是非ご参加ください。

 

黒糖わらびもち

6月3日(土)のおすすめ体験は「黒糖わらびもち」でした。
まず、わらびもち粉と黒砂糖を鍋に入れて、水を加えながら混ぜます。さらに鍋を中火にかけ、とろみがつくまで木べらで混ぜ合わせます。半透明になったら火を止め、スプーンを使って適当な大きさに分けて、水の中に落として冷まします。あら熱がとれたら水気を切り、器に並べ、きな粉をかければ完成です。
ちなみに、わらびもちの材料である「わらびもち粉」は山菜のわらびの根からとれるデンプンを乾燥させて粉末状にしたものです。

6月10日(土)は「黒糖わらびもち」のおすすめ体験を、17日(土)と24日(土)は「魚さばき(梅雨のイワシを手開きに)」の季節の調理体験を開催いたします。是非ご参加ください。