1月2020

節分の飾りを展示中です!

食文化館1F町屋では、節分の飾りを展示しています。館の運営ボランティア「かけはしサポーター」が飾りつけを行いました。

小浜の節分の特徴は、やはり「小判」の存在でしょう。「小判」とは、小麦粉を使った小判型の焼き菓子で、この時期にのみ小浜市内で販売されています。地域によっては、この「小判」と煎り大豆を一升枡に入れて、家の神棚に供えています。
「小判」の由来については、一説には「一生、お金に困らないように」と願いを込めていたようで、神社にお詣りを済ませてから食べていたそうです。

豆についても、面白い習慣があります。
かけはしサポーターのお一人によると、豆を半紙で包み、身体の悪い部分をトントンと叩いてから、四つ辻(十字路)に捨てる習慣が昔からあり、今も続けているそうです。

しかし現在、このような習慣を続ける家は少ないとのこと。
ぜひ守り伝えていきたいですね。

「福井県産の米を食べ比べよう!」を開催しました!

福井県はコシヒカリ誕生の地であり、2016年には新品種の「いちほまれ」が誕生するなど、米づくりが盛んな地域です。
そこで、福井県の米を食べ比べるイベントを「おむすびの日(1月17日)」と「米食の日(毎月18日)」にあわせて開催しました。

講師として福井県福井米戦略課・冨田瑞恵氏をお迎えし、いちほまれの開発に関するお話や、いちほまれの特徴、おいしい保存方法、おいしく食べるコツなどをご講演いただきました。

食べ比べでは「いちほまれ」「こしひかり」「あきさかり」の3品種を使用。参加者の皆さんに、品種名をふせて「利きご飯」に挑戦していただきました。3品種すべてを当てるのは難しそうでしたが、香りや色、柔らかさ、粘り気など、それぞれの特徴を意識しながら、味わっていただきました。

近年、家庭での米の消費量は低下傾向にありますが、美味しく食べる方法を是非ご家庭でも試していただき、たくさんお米を食べていただければと思います。


小豆粥のふるまいを行いました!

食文化館では、5日の七草粥につづき、小豆粥のふるまいを開催しました。

小豆粥は、1月15日の小正月に食べると、その年の邪気を払うと信じられてきました。望の日(もちのひ。陰暦15日の満月)にちなみ、「かゆ柱」という餅を入れる地域もあります。例年食文化館でふるまわれる小豆粥も、お餅入りのものです。

当日は連休最終日でしたが、11時の開始前から長蛇の列ができており、30分ほどで終了となりました。

小豆粥を食べて、1年を穏やかに過ごしたいですね。

イタリアンおせち教室を開催しました!

今年も大人気のおせち教室を開催しました。
テーマは「イタリアン」です。

10品の料理を、参加者の皆さん全員で作っていただきました。

開始からほどなくすると、いい香りがキッチンスタジオに広がり、テーブルの上にはカラフルな料理が次々と並びました。

重箱に詰めて完成です。
ご持参いただいた重箱は様々で、三段に分けたり、大きめのものに詰めて一段にされた方もいました。

来年のご参加もお待ちしております。

食達デリ「挽きたて・打ちたての蕎麦を堪能しよう!」を開催しました!

21日(土)、食の達人・高鳥重郷氏による蕎麦打ち教室「食達デリ 挽きたて・打ちたての蕎麦を堪能しよう!」を開催しました。

小さなお子様は、蕎麦を棒でのばす作業などに苦労した様子でしたが、ご家族と一緒に協力して、きれいに仕上げてくれました。

自分で作った美味しいお蕎麦で、良い年越しができるといいですね。