3月2020

「鯖を運ぶ男」の名前が決定しました!

食文化館ミュージアムで鯖を運ぶ、「男」の名前がついに決定しました。およそ一か月の募集期間を経て、全国から約300名のご応募があり、505作品が集まりました。

名前は「魁 十八」(さきがけ とおはち)です。

十八さんは若狭一の韋駄天。誰よりも「先駆けて」鯖を都に運搬することから、「他の者に先んじる。優れる。」ことを意味する「魁(さきがけ)」という字を姓にあてました。
また、小浜から京都までの距離を「今日は遠ても十八里(じゅうはちり)」と表したことにちなみ、命名されました。

とても呼びやすく親しみやすい名前で、本人も喜んでいることでしょう。
今後の様々な活躍を期待しています。

「魁 十八」。どうぞお見知りおきください。

北前船の寄港地すごろくを設置しています!

小浜市は日本遺産「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間 北前船寄港地・船主集落」に認定されています。北前船は、江戸時代から明治時代にかけて、日本海経由で北海道と大坂を結ぶ航路で活躍した廻船です。沿岸各地に寄港しながら土地の産物を売り買いし、様々な荷物を運びました。寄港地の一つであった小浜は、北海道のニシンや昆布など、食をはじめとする様々な文化が行き交いました。

そこで今回設置したのが、「北前船の寄港地すごろく」。日本遺産に認定されている全国の北前船の寄港地を遊んで学べるすごろくです。

北海道から大阪まで、合わせて38の寄港地のマスを進んでいただきます。
水先案内人は北前船主の「きたまえさぶろう」と北前船の「かとくまる」です。

その他、小浜に残る北前船ゆかりの食文化「にしんのすし」(料理レプリカ)や、船の重しの役割を果たし、現在も小樽の倉庫に使用されている「若狭瓦」なども展示しています。

すごろくと展示の設置は3月31日(火)まで。
ぜひ食文化館にお越しいただき、チャレンジしてみてください。