5月2018

「北前船」日本遺産認定セレモニーが開催されました!

5月24日(木)、食文化館では、小浜市が日本遺産「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間 ~北前船寄港地・船主集落~」に追加認定されたことを受け、記念セレモニーが開催されました。市は2015年にも「海と都をつないだ若狭の往来文化遺産群 -御食国若狭と鯖街道」で日本遺産第一号に認定されており、県内で唯一、二件目の認定となります。

北前船は、江戸時代から明治時代にかけて、天下の台所である大坂と北海道を日本海経由で結ぶ西廻り航路で活躍した廻船です。小浜港は天然の良港で多くの船が寄港し、昆布やにしんなど様々な文物、食文化をはじめ様々な文化が運ばれました。セレモニー当日は、昆布巻きのふるまいも行われました。

食文化館では、24日(木)の認定日から6月18日(月)まで特別企画展「若狭小浜の召しの昆布」(観覧無料)が開催中です。
ぜひ、ご覧ください。


御食国アカデミー vol.4「アル・ケッチァーノ奥田政行シェフの料理教室」が開催されました!

5月21日(月)、食文化館では御食国アカデミー vol.4として、山形県鶴岡市のイタリアンレストラン「アル・ケッチァーノ」から奥田政行シェフをお招きし、料理教室が開催されました。
奥田シェフが手掛ける、庄内平野の良質な食材と日本海の新鮮な魚介を使った料理が楽しめるアル・ケッチァーノは、国内外の食通から人気を集めています。

当日は奥田シェフが解説をする料理デモンストレーションをはじめ、実際の調理・試食も行われ、多くの料理人や、料理人志望の方にご参加いただきました。シンプルな食材と調味料から出来上がる料理のおいしさに、驚きの声が上がっていました。

「御食国アカデミー」は、食を学ぼうとするすべての人に開かれるプログラムです。
若狭おばまの美食がさらに磨かれるといいですね。