1月2019

かけはしサポーターが節分かざりを行いました!

節分が近づく28日、かけはしサポーターが町屋に節分の飾り付けを行いました。

節分(立春)といえば、2月3日に数え年の数だけ大豆を食べたり、豆まきで鬼を払う習慣が知られていると思いますが、地域によっては「大年」「年取り」と呼んで年の改まる日と考えられていました。現在の小浜市内でも、正月と同様に1年の節目となる大事な日として、2月3日の晩に神社に参拝される方がおられます。

小浜の節分は「小判」と呼ばれる焼き菓子も、この時期限定で販売されるユニークな存在です。砂糖と水飴を混ぜたものに小麦粉を入れた素朴な焼き菓子で、煎り大豆を一升枡に入れて神棚に供える習慣があります。その由来については、一説に「一生(一升)、お金に困らないように」との願いがあるそうです。

飾り付けは、2月3日(日)までとなります。
ぜひ食文化館にお越しいただき、ご覧ください。

小豆粥のふるまいを行いました!

先週の七草粥につづき、食文化館運営ボランティアの一つ「グループマーメイド」による小豆粥のふるまいを行いました。

小豆粥は、1月15日の小正月に食べると、その年の邪気を払う効果があると信じられてきました。望の日(もちのひ。陰暦15日の満月)にちなんで、「かゆ柱」という餅を入れる地域もあります。食文化館でふるまわれたお粥にも、お餅が一つ入っていました。

当日は連休の中日ということもあってか、11時の開始前から長蛇の列。30分ほどで終了となりました。
小豆粥を召し上がったお客様は、1年の悪い気がすっかり払われたことでしょう。

七草粥のふるまいを行いました!

1月6日、七草粥のふるまいを行いました。
春の七草は、セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロという7種類の野草です。七日正月に七草を入れたお粥を食べると邪気が払われ、1年を無病息災・健康長寿で過ごせると言われています。

このような風習は江戸時代には広まっていたといわれますが、当時実際に入れた野草は1、2種類だったようです。前日には材料の「なづな」を売る行商の姿もありました。

ふるまい当日は、開始から長蛇の列となり、大盛況に終わりました。
今年一年、無病息災、健康で過ごせるといいですね。