かけはしサポーターの「へしこ」作り Part1

4月を迎えて気温も上がり、小浜も段々と春らしくなってきました。
食文化館では、館の運営ボランティアのかけはしサポーターのみなさんが、へしこの塩漬けを行いました。

去年のへしこ作りには鯖が30尾使われましたが、今年は何と2倍の60尾。塩の量も4kgから8.5kgに増やしました。
作業は鯖の背開きから始まり、内蔵とエラを取り除きます。鯖のエラは大きく、きれいに取り除くのは大変です。サポーター総出で水洗いまで終えると、調理台は鯖で山積みになりました。
塩をたっぷりまぶした後、樽に並べるときのポイントは、鯖の背を下にして並べること。これで鯖の水分がよく落ちます。

重石で樽に蓋をして、1週間置いたら、次回はいよいよ糠を使った本漬けです。

鯖ウィークin若狭小浜

3月3日から12日までの「鯖ウィークin若狭小浜」がはじまりました。
小浜は鯖と関わりが深い地域です。
昨年からは、鯖の養殖もはじまり、鯖への注目が一層深まる中、3日の11時38分の「イイ サバ」のゴロに合わせて、松崎市長が「鯖を愛するまち」宣言を食文化館で行いました。
また、国内外で鯖料理専門店を経営している「鯖や」との連携協定を結ぶなど、小浜と鯖の関係がより深くなりました。

まず、3日からは企画展「若狭おばまと鯖」を行ったほか、4日には「鯖の料理を楽しむ会」を開催しました。
「鯖の料理を楽しむ会」は、鯖を使った伝統料理や創作料理など10品を作り、参加者らで味わいました。
春を感じる桜の花が入った鯖ずしや、揚げた鯖をネギや大根おろしで煮た鯖とねぎのおろし煮などは、中でも人気が高く、とてもおいしいと食がすすみました。

ひな人形を飾りました

今日は、館の運営ボランティアのかけはしサポーターで、ひな人形を飾りました。

館の町屋には7段のひな人形を、市役所の1階には1段のひな人形の2種類を飾りました。

最近は7段飾りの人形だけを飾っていたので、久しぶりに展示する人形の飾りつけは、みんなで確認しあいながら展示しました。
飾り終えると、一気に部屋が明るくなり春の訪れを感じるようになりました。

ひな人形は、食文化館の町屋と小浜市役所の1階にそれぞれ、4月3日(旧暦の3月3日)まで飾ってありますので、ぜひご覧ください。

大雪

天気予報で寒波が来るという情報はありましたが、2月10日の夕方から大変な勢いで雪が降り積もりました。
翌11日の朝には、場所によっても異なりますが約70センチもの積雪になりました。
食文化館の周辺も雪景色が一面に広がり、雪かきに奮闘する週末となりました。

バレンタインのお菓子を作りました

2月5日に、食の達人の吉見妙子氏に教わり、バレンタインのお菓子作りを行いました。ハート型にくりぬいたスポンジケーキにチョコをコーティングしてアラザンなどで飾りつけたり、コーンフレークとチョコを混ぜ合わせて固めたりして、かわいいチョコが出来上がりました。
仕上げにボックスもシールでデコレーションし、親子で参加の方も「子どもでも簡単に出来て良かった」と大好評!皆さま笑顔で持ち帰られました。

節分の飾り付けをしました

今日は、食文化館運営ボランティアのかけはしサポーターで毎年恒例の節分の飾り付けを行いました。
小浜では、節分の日に「コバン」と呼ぶ小判の形をした小麦粉のお菓子と豆を神棚に供えたり食べたりする地域があります。

美味しそうな香ばしいかおりのお菓子と豆を一升枡に入れて飾りつけました。
食文化館へお越しの際は、ぜひご覧ください!

小浜の雑煮をふるまいました!

あけまして、おめでとうございます。
今年も1年、食文化館をよろしくお願いいたします!!

1月2日は毎年恒例の小浜の雑煮をふるまいました。
小浜の雑煮は地域によっても異なりますが、丸餅に砂糖をのせた味噌仕立ての雑煮です。
他に具は入っておらずシンプルな雑煮ですが、とっても美味しいです。

今年は雪も降らず、暖かいお正月となり、食文化館には例年以上に家族連れの方々がお越し下さり、雑煮を召し上がっていただきました。

鯖づくしのおせちを作りました

12月25日に、鯖づくしのおせち料理を作りました。
2016年は小浜で鯖の養殖がはじまったり、鯖サミットが開催されたりと、まさに鯖づくしの1年でした。

今回は、定番の「鯖寿司2種類」に加え、「へしこ入り出汁巻き」、「鯖のカレーカツレツ」など鯖のアレンジ料理10品を作りました。
出来上がると「おいしそう」と歓声があがりました。

完成した料理は、各自持参した重箱などに入れて持ち帰りました。

蕎麦作りを開催しました!

12月17日に小浜市認定の食の達人 高鳥重郷氏を講師に「挽きたて・打ちたて・湯掻きたて蕎麦を堪能しよう!」を開催しました。
毎年恒例の人気のイベントで、今年も多くの参加者でにぎわいました。

蕎麦打ちは思う以上に奥が深くて難かしく、面白いもののようで、太い麺や短い麺など、それぞれ味のある麺が仕上がりました。各自、蕎麦粉と格闘するように蕎麦を打ちました。

出来た蕎麦は持ち帰ったり、一部は早速湯がいて食べました。
挽きたて、打ちたて、湯掻きたての蕎麦は絶品で、皆で何度も「おいしい!おいしい!」と言いながら食べ、蕎麦がさらに好きになったイベントでした。

10月30日に「2016 鯖サミット in  若狭おばま」 を開催しました!

当初、10月29日、30日の2日間を予定していましたが、初日は、あいにく悪天候のため中止となりました。
多くの人が楽しみにしていたイベントでしたが、驚くほどの強風が一日中吹き続き、大変残念でした。

翌日の30日は、前日の予定を一部もちこしたため、より盛りだくさんなイベントになりました。
10時から「鯖、復活プロジェクト」で、市内で養殖された鯖「新・小浜鯖」がお披露目されました。

鯖の養殖に取り組む漁業者さんが見守る中、鯖は水槽を元気に泳いでいました。
鯖が泳ぐ姿を見るのは、皆、はじめてで、見入ってしまいました。
この養殖鯖は刺身で食べられるのが特徴で、早速、水槽から鯖をすくい、活造りにされました。

午後からは、(株)ウエカツ水産 上田勝彦氏の鯖のしめ方、おいしい調理法などの鯖トークが行われました。
続いて小浜市、唐津市、鳥取県・JR西日本の各地の自慢の鯖文化と養殖についてや株式会社 鯖や 右田孝宣氏が鯖の可能性を広げる話などのシンポジウムが行われました。

14時からは、内外海小学校と雲浜小学校の生徒による鯖学習の発表がありました。
実際に歩いた鯖街道の紹介や、なれずし作り、自分たちが考えた鯖グッズなどの発表がありました。可愛い子どもたちが一生懸命、発表する姿に、会場にいた人は熱心に聞き入りました。
各地の面白い様々な取り組みがあり、鯖への期待や可能性はとても大きく、このイベントを通して、さらに膨らんだように思いました。

また、食文化館周辺の全国の鯖に関する店舗のほか、市場会場でも多くの店舗が立ち並び、多くの人が足を止めていました。
市場会場では、船場汁や七輪焼きなど市場のグルメやとれたて物産展などが行われました。また時間帯によっては、菓子撒きやYOSAKOI、バルーンアートショー、音楽演奏隊など様々なイベントも行われました。
さらに、食文化館と市場を結ぶ道には、キッチンカーやフリーマーケットが並ぶなど、見どころ満載のイベントでした。

他にも、海のガーデン会場ではPK対決で競い合う、蹴-1GPなどが行われました。

1日だけでは、もったいないイベントでしたが、大変多くの方にお越しいただき、「鯖」や「小浜」を満喫していただきました!