北前船の寄港地すごろくを設置しています!

小浜市は日本遺産「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間 北前船寄港地・船主集落」に認定されています。北前船は、江戸時代から明治時代にかけて、日本海経由で北海道と大坂を結ぶ航路で活躍した廻船です。沿岸各地に寄港しながら土地の産物を売り買いし、様々な荷物を運びました。寄港地の一つであった小浜は、北海道のニシンや昆布など、食をはじめとする様々な文化が行き交いました。

そこで今回設置したのが、「北前船の寄港地すごろく」。日本遺産に認定されている全国の北前船の寄港地を遊んで学べるすごろくです。

北海道から大阪まで、合わせて38の寄港地のマスを進んでいただきます。
水先案内人は北前船主の「きたまえさぶろう」と北前船の「かとくまる」です。

その他、小浜に残る北前船ゆかりの食文化「にしんのすし」(料理レプリカ)や、船の重しの役割を果たし、現在も小樽の倉庫に使用されている「若狭瓦」なども展示しています。

すごろくと展示の設置は3月31日(火)まで。
ぜひ食文化館にお越しいただき、チャレンジしてみてください。

井澤由美子先生による酒粕料理教室を開催しました!

11日(火)、料理家の井澤由美子先生をお招きし、酒粕料理教室を開催しました。

たくさんの方にご参加をいただき、キッチンスタジオは大盛況でした。
井澤先生ご発案の献立は次の通りです。

酒粕豆腐クリーム
酒粕タルタルわさび
酒粕塩麹のミックスフライ
酒粕とマッシュルームのチャウダー・トルコ風
酒粕とバナナピュレのコインパンケーキ
酒粕と白味噌のホワイトショコラショー

どれも酒粕をふんだんに使用したもので、食べると口いっぱいに酒の風味が広がります。
酒粕は小浜酒造様から小浜産の酒米を使用したものをご提供いただきました。

日本酒の製造過程で生まれる酒粕は、現在、健康食材として大注目の存在です。
美味しく作りやすいレシピなので、ぜひご家庭でも試していただきたいです。

節分の飾りを展示中です!

食文化館1F町屋では、節分の飾りを展示しています。館の運営ボランティア「かけはしサポーター」が飾りつけを行いました。

小浜の節分の特徴は、やはり「小判」の存在でしょう。「小判」とは、小麦粉を使った小判型の焼き菓子で、この時期にのみ小浜市内で販売されています。地域によっては、この「小判」と煎り大豆を一升枡に入れて、家の神棚に供えています。
「小判」の由来については、一説には「一生、お金に困らないように」と願いを込めていたようで、神社にお詣りを済ませてから食べていたそうです。

豆についても、面白い習慣があります。
かけはしサポーターのお一人によると、豆を半紙で包み、身体の悪い部分をトントンと叩いてから、四つ辻(十字路)に捨てる習慣が昔からあり、今も続けているそうです。

しかし現在、このような習慣を続ける家は少ないとのこと。
ぜひ守り伝えていきたいですね。

「福井県産の米を食べ比べよう!」を開催しました!

福井県はコシヒカリ誕生の地であり、2016年には新品種の「いちほまれ」が誕生するなど、米づくりが盛んな地域です。
そこで、福井県の米を食べ比べるイベントを「おむすびの日(1月17日)」と「米食の日(毎月18日)」にあわせて開催しました。

講師として福井県福井米戦略課・冨田瑞恵氏をお迎えし、いちほまれの開発に関するお話や、いちほまれの特徴、おいしい保存方法、おいしく食べるコツなどをご講演いただきました。

食べ比べでは「いちほまれ」「こしひかり」「あきさかり」の3品種を使用。参加者の皆さんに、品種名をふせて「利きご飯」に挑戦していただきました。3品種すべてを当てるのは難しそうでしたが、香りや色、柔らかさ、粘り気など、それぞれの特徴を意識しながら、味わっていただきました。

近年、家庭での米の消費量は低下傾向にありますが、美味しく食べる方法を是非ご家庭でも試していただき、たくさんお米を食べていただければと思います。


小豆粥のふるまいを行いました!

食文化館では、5日の七草粥につづき、小豆粥のふるまいを開催しました。

小豆粥は、1月15日の小正月に食べると、その年の邪気を払うと信じられてきました。望の日(もちのひ。陰暦15日の満月)にちなみ、「かゆ柱」という餅を入れる地域もあります。例年食文化館でふるまわれる小豆粥も、お餅入りのものです。

当日は連休最終日でしたが、11時の開始前から長蛇の列ができており、30分ほどで終了となりました。

小豆粥を食べて、1年を穏やかに過ごしたいですね。

イタリアンおせち教室を開催しました!

今年も大人気のおせち教室を開催しました。
テーマは「イタリアン」です。

10品の料理を、参加者の皆さん全員で作っていただきました。

開始からほどなくすると、いい香りがキッチンスタジオに広がり、テーブルの上にはカラフルな料理が次々と並びました。

重箱に詰めて完成です。
ご持参いただいた重箱は様々で、三段に分けたり、大きめのものに詰めて一段にされた方もいました。

来年のご参加もお待ちしております。

食達デリ「挽きたて・打ちたての蕎麦を堪能しよう!」を開催しました!

21日(土)、食の達人・高鳥重郷氏による蕎麦打ち教室「食達デリ 挽きたて・打ちたての蕎麦を堪能しよう!」を開催しました。

小さなお子様は、蕎麦を棒でのばす作業などに苦労した様子でしたが、ご家族と一緒に協力して、きれいに仕上げてくれました。

自分で作った美味しいお蕎麦で、良い年越しができるといいですね。

 

ミニ企画展示「おむすびの日と非常食」を開催しています!

1月17日は「おむすびの日」「防災とボランティアの日」です。
1995年の同日に発生した阪神・淡路大震災を機に制定されました。
この日にあわせ食文化館では、非常食を紹介するミニ企画展示を開催しています。

いつ、どこで起きるか分からない災害に備え、非常食を準備したり、見直したりするなど、身近な出来ることから始めるきっかけとなれば幸いです。

展示は来年1月19日(日)まで。
ぜひ食文化館にお越しいただき、ご覧ください。

企画展示「日本の米と暮らし」を開催しています!

現在、食文化館1Fミュージアムにおいて、企画展示「日本の米と暮らし」を開催中です。

会場は6コーナーに分けられ、日常の食はもちろん、旅や花見・芝居鑑賞などの娯楽、地域の祭りなど、古くから日本人の生活にかたちを変えて結びついてきた米について、料理レプリカや昔の道具など約120点を展示しています。

展示資料を見るだけではなく、「米」の部首をもつ漢字の成り立ちを遊んで学べるコーナーも設置しています。

また、ボードにシールを貼っていただき、出身地のおにぎりの形を調査する「おにぎりアンケート」も実施しております。

展示は来年3月15日(月)まで。観覧無料です。
ぜひ食文化館にご来館いただき、ご覧ください。

川崎海の駅 にぎわい朝市を開催しました!

28日、小浜市川崎の海の駅エリアで、「川崎海の駅にぎわい朝市」イベントを開催しました。

イベントは、朝8時から青果市場のセリ見学からスタート。見学に訪れたお客様は、活気あるセリの様子を興味深そうにご覧になっていました。

お魚センターで買った物をその場で焼いて味わえる「七輪焼きコーナー」も盛況で、ハマグリをたくさん焼いたお客様もいらっしゃいました。

さらに大人気だったのが、川崎地区をめぐる「クイズラリー&抽選会!」でした。各ラリーポイントに設置したクイズに答えると、景品が当たるイベントです。参加者の皆さまは、ガラガラの抽選機で季節の野菜の果物セットや、小浜の醤油干し詰め合わせ、鯖缶、さばトラななちゃんシールなど、豪華景品を手に入れ、大満足のご様子でした。

朝市イベントは来年3月にも開催する予定です。
ぜひ小浜市川崎地区に足をお運びください。