食文化館の出来事

食文化館の元気野菜畑(その1)

 本年2月に長崎県のNPO法人 大地といのちの会理事長 吉田俊道氏を迎え開催いたしました食育講演を踏まえて、食文化館では食育事業の一環として、『元気野菜づくり』を実践しています。
 今回は、まずはじめに元気野菜づくりにかかせない、生ゴミを使用した土づくりを小浜幼稚園年長児と一緒に実施しました。
 今後の予定としては、約1カ月後に苗植え(種植え)を園児たちが行い、成長を観察し、夏から秋にかけて園児たちが収穫する予定です。 

食文化館のこいのぼり

 今年も食文化館に、3匹のこいのぼりが元気に泳ぎ出しました。

 先日展示替えしたばかりの「南蛮料理」をじっくり大きな目で見降ろしながら、皆さんのお越しをお待ちしております。

 「ゴールデンウィークには色々な面白いイベントを計画していますので、ぜひ食文化館に遊びに来てくださいね!」(こいのぼりより)

「若狭おばまの名産 食ごよみ!」新たに展示に加わりました

 食文化館の展示に、小浜の名産・特産品を紹介する「若狭おばまの名産 食ごよみ」が新たに加わりました。

 小浜自慢の海・山の幸の旬の時期が分かるカレンダーや地図のほか、ぜひ小浜で味わってほしい名産を紹介しています。

 食文化館にご来館の際はご覧いただき、旬の食材、小浜の名産さがしの手掛かりのひとつとして、ぜひご利用ください。

企画展示『戦国武将も愛した南蛮料理』を行っています(展示替え)

 食文化館ではNHK大河ドラマ「江」にあわせ、戦国時代にポルトガル等から伝来した南蛮料理を紹介する企画展示「戦国武将も愛した南蛮料理」を行っています(平成23年3月24日~平成24年3月末頃まで)。

 当時、日本ではあまり使用されなかった砂糖、卵、牛肉などをたっぷり使った南蛮料理は、日本の食文化に大きな影響を与えたと考えられます。

 また、私たちになじみ深いカステラやカリントウ、金平糖などのお菓子が伝来したのは、この時代のことで、信長も宣教師ルイス・フロイスから金平糖を贈られています。見ていると食べたくなるような料理を展示するとともに、戦国武将と南蛮料理にまつわるエピソードを紹介しています。

 信長・家康の時代に、私たちが現在知っている料理・お菓子の原型が伝来しているなんて!・・・食と歴史の面白さが詰まった展示です。

ぜひ、食文化館にお越しください!!

生ごみ先生の土づくり講演会が開催されました

元気な土づくり説明中

2月26日に、食文化館のキッチンで生ごみ先生こと吉田俊道氏の講演会を開催しました。

普段なら捨ててしまう生ごみを土に混ぜ発酵させ、元気な土を作ります。

参加者の皆さんと土・生ごみを囲み、元気な野菜作りには欠かせない土づくりについて学びました。

参加者の方からは、「目からウロコな話がたくさんあり、実践してみたいです」「楽しくて元気が出るお話を聞けてよかったです」などのお声をいただきました。

食文化館でも先生から教わった土づくりを

再現料理シリーズ②江戸時代のまぜご飯を味わいました

 3月20日に再現料理シリーズ第2弾「江戸時代のまぜご飯を味わおう!-『名飯部類(めいはんぶるい)』よりー」を開催しました。

 江戸時代に書かれた料理本に基づき、桜飯、鯛飯、黍飯(きびめし)、粟飯(あわめし)の4種類のご飯と鯛のそぼろ汁を作りました。

 桜飯は、タコの足を薄切りにして桜に見立てたタコのまぜご飯で、味噌汁を漉したものをかけていたたきます。

 他のまぜご飯3品もだし汁をかけて食べるいわゆる汁かけご飯で、これにはみんなびっくり!でした。

 新鮮な魚介類に国産の粟と黍を用いたほか、生わさび、鰹節を自分ですって調理する贅沢なメニューです。

ここで参加者の声を紹介します。
 「食材も道具もこだわっていて良かったです。タコがまだ動いていたのはびっくりしました。鰹節削りも懐かしかったです。」「汁かけご飯というのも驚きでした。粟と黍は白米に対して6対4と高い比率で炊いているので、味の食べ比べが面白かったです」など、江戸時代に思いをはせながら楽しんでいただきました。

道の駅「若狭おばま」へ行ってきました(^O^)

 3月12日(土)にオープンした、道の駅「若狭おばま」へ行ってきました。
 小浜で初となるこの道の駅は、今年の夏に開通予定の舞鶴若狭自動車道小浜ICからすぐのところにあり、特産品や新鮮野菜、干物などの販売や軽食を提供する施設や、トイレなどの休憩施設を備えています。
 みなさま小浜へお越しの際には、一度お立ち寄りくださいませ。

お手玉を作りました

 3月6日、食文化館では、小浜在住のお母さんたちに教わりながら、植物のジュズ玉を使って昔懐かしいお手玉を作りを開催しました。

 「昔はよくお手玉で遊んでいたけれど、作り方を忘れてしまいました。とっても懐かしかったです」と言ってくださる方や、お子さんやお孫さんと一緒にお手玉を作られた方など、多くの方々に楽しんでいただきました。

 小さなお子さんも針と糸を使って真剣な眼差しで作っていました。中には「もう一個作りたい!」と言うお子さんもいました。

 遊び方を知らない子供が多く、完成後は、一緒にお手玉で遊びました。

 老若男女みんな楽しく、お手玉に夢中になったイベントでした。

若狭の木で海づくり!!

 食文化館マリンデッキ前の広場で、間伐材を使用した漁礁づくりが行われています。
使用する間伐材は、なんと11,000本!5年かけて60基を製作するそうです。
 この漁礁は、間伐材で型枠をつくってコンクリートを詰めたもので、木材を使うと虫が木を食べる音を聞いて魚が集まり、 さらに木材が腐食して無くなった後もコンクリートが残り二重の集魚効果が期待できるそうです。
 これは、魚のすみかを作ることで漁業が活発になり、また間伐材の利用という
林業の振興にもつながる取り組みですね。

食文化館でも土づくり

 

 先日の生ごみ先生こと吉田俊道先生の講演会を開催し、早速、食文化館でも生ごみを使い元気な土づくりに挑戦中です。

 土づくり3日目の今日は、土をまぜて途中経過を観察しました。

 土の中は少しあたたかいような気がします・・・発酵が進んでいるのでしょう。

 最近寒い雨の日が続いているので、土の中の微生物も、早く暖かくなるのを待っていることでしょう。