再現料理シリーズ②江戸時代のまぜご飯を味わいました
3月20日に再現料理シリーズ第2弾「江戸時代のまぜご飯を味わおう!-『名飯部類(めいはんぶるい)』よりー」を開催しました。
江戸時代に書かれた料理本に基づき、桜飯、鯛飯、黍飯(きびめし)、粟飯(あわめし)の4種類のご飯と鯛のそぼろ汁を作りました。
桜飯は、タコの足を薄切りにして桜に見立てたタコのまぜご飯で、味噌汁を漉したものをかけていたたきます。
他のまぜご飯3品もだし汁をかけて食べるいわゆる汁かけご飯で、これにはみんなびっくり!でした。
新鮮な魚介類に国産の粟と黍を用いたほか、生わさび、鰹節を自分ですって調理する贅沢なメニューです。
ここで参加者の声を紹介します。
「食材も道具もこだわっていて良かったです。タコがまだ動いていたのはびっくりしました。鰹節削りも懐かしかったです。」「汁かけご飯というのも驚きでした。粟と黍は白米に対して6対4と高い比率で炊いているので、味の食べ比べが面白かったです」など、江戸時代に思いをはせながら楽しんでいただきました。
2011年3月25日 11:02 AM | カテゴリー:食文化館の出来事