立命館大学共同プログラム 「小浜スタディ」

小浜市では、連携協定を締結している立命館大学食マネジメント学部との共同
プログラム「小浜スタディ」を2018年度から実施しています。
7月31日には、「小浜市の食と伝統行事」をテーマに1回生5名が宮川地区に
ある加茂神社の見学と行事食づくりに参加されました。
加茂神社では、神社総代である前野さんから「オイケモノ神事」について
ご説明いただきました。「オイケモノ神事」の起源は、8世紀初頭にさかの
ぼるといわれており、7種類の木の実などと牛の舌餅を木箱に入れて1年間
土に埋め、発芽状態で農作物の作柄を占う、全国でも珍しい行事です。
前野さんからは、神事に使用する7種の木の実の入手が難しくなっている
など、神事を継続する上での苦労話も聞かせていただきました。
行事食づくりでは、食文化館で、ボランティアグループの「かけはし
サポーター」と一緒に地蔵盆のお供えに使う団子とお膳を作り、飾りつけ
を体験していただきました。
半日という限られた時間でしたが、本日の体験が今後の学びの参考になれば
うれしいです。

 

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