2009年6月

てらこや食文化館

 食文化館内の展示にスポットをあてて、学芸員が解説する「てらこや食文化館」が行われました。
 記念すべき第1回目のテーマは、江戸時代の若狭でたくさん生産されていた「刺し鯖」と熊川の「葛」です。
 参加者はまず、展示品の前で解説をうけた後、キッチンスタジオへ移動しました。昔の文献に紹介されているレシピをもとに学芸員が葛餅を実際に再現しました。
 普段の展示では紹介されていない話なども交えながら、若狭の歴史について楽しく学ぶ時間となりました。

男性の皆さん料理を始めてみませんか?

 「メンズキッチン」と題し、働き盛りの世代の男性を対象にした料理教室を開催しました。
 参加された方は、調味料の計量や鶏肉の扱い方に悪戦苦闘しながらも、楽しく料理に取り組まれていました。
 また、小浜の夏の和菓子のくずまんじゅう作りでは『カンタンに作れるんやぁ~』『おいしい』という声を聞きました。男性もデザートが好きなんですね。
 今後も2カ月に一度開催する予定で、次回は8月21日(金)『みんなが大好きなカレー』を作る予定です。

かけはしサポーターの梅酢づくり

 梅の産地としても有名な福井県。
今日は、館の運営ボランティア「かけはしサポーター」のメンバーが「梅酢」を仕込みました。
 作り方は、摘みたての青梅の表面を、1つずつ布で丁寧にぬぐって汚れをとり、広口のビンにお酢と砂糖のみで漬け込むというシンプルなものです。
 じっくりと熟成させると、きれいなあめ色に変わっていきます。
 水で薄めて飲む「梅サワー」は、さっぱりとした酸味で、夏の飲み物にぴったりです。

今が旬 “一寸(いっすん)そら豆”

 今日の試食は、一寸そら豆と若狭わかめのかき揚げです。そら豆はもちろん、わかめも衣に使う米の粉もすべて小浜産です。

 作り方は、とっても簡単。
一寸そら豆をサヤから取り出します。熱湯に塩を加え、一寸そら豆をサッと茹で、皮をむきます。ボウルに米の粉・塩・水を入れて衣を作ります。茹でた一寸そら豆と、小さく切った若狭わかめを衣に入れ軽く混ぜます。サラダ油を熱しカラッと揚げれば、出来上がりです。

 みなさんも食卓の一品にいかがですか。

ジュニア・キッチンはじまりました!

 今年度の「ジュニア・キッチン」(小学生の料理教室)が始まりました。
 一回目は中名田小学校の5・6年生。テーマは「お魚大好き」です。
 朝、小浜湾で水揚された新鮮な鯵をひとり1匹ずつ三枚おろしにして、ムニエルやツミレをつくりました。最近の子供たちは魚嫌いだとよく聞きますが、小浜の子どもたちは決してそんな事はありません。自分でさばいた魚料理のおいしさに大満足の様子でした。
 魚をテーマにした実習では、最後に必ず、金子みすずの「大漁」という詩を紹介し、「食べるということは『命』をいただくことである」ということを、子供たちにあらためて伝えます。
 「ジュニア・キッチン」は、今後、地産地消やお箸のマナーなどもテーマにして、年度末までに15回実施予定です。