2017鯖のまちフェスタ in 若狭おばま海の駅が開催されました!

当初は10月21日(土)、22日(日)の二日間を予定していましたが、あいにく二日目の22日は、台風21号の影響により、本多京子先生を迎えたキッチントークショーを除いて中止となりました。

21日は終日曇り空ではありましたが、強い雨風はなく、県内外から出店した飲食店やイベントで大変盛り上がりました。飲食店はへしこやなれずしはもちろん、鯖のサンドイッチや鯖の釜飯など鯖を使った様々な料理を販売し、店頭は常に来場者であふれていました。

また、会場ステージでは、鯖(さば)にちなみ、毎時「38」分に、鯖イベントが催されました。メモリを見ずにぺっちん(若狭塗り箸の切れ端)を380グラム計る「ぺっちん380g当て」ゲームや、鯖への愛情を会場に向かって叫ぶ「鯖街道の起点で鯖愛を叫ぶ」では、参加者が賞品をめぐり競っていました。

ステージイベントは鯖イベントだけでなく、市内の小中学生が、部活動や調べ学習の成果を披露してくれました。小浜中学校、小浜第二中学校の吹奏楽部の演奏は雨雲も吹き飛ぶほどの勢いがあり、来場者は鯖料理を食べながら聞き入っていました。雲浜小学校と今富小学校の生徒は小浜の魅力を全国に伝える方法のアイデアを発表し、さばトラななちゃんの家族や、小浜で一日を過ごす「鯖づくしツアー」を提案してくれました。

22日は、NHK「きょうの料理」でもご活躍の本多京子先生(医学博士・管理栄養士)のキッチントークショーが開かれ、台風が近づく悪天候でしたが、多数の参加者が食文化館キッチンスタジオに集まりました。本多先生は新しい鯖料理をご紹介しながら、鯖をはじめとした魚の栄養素や塩分の摂り方など、日頃の食生活で工夫できることをお話ししてくださりました。

台風に負けない、若狭おばまの鯖への情熱にあふれた二日間でした。