子育てQ&A
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1歳半になるのですが、「あー、うー」と言うのみで、はっきりした言葉がまだでてきません。言葉が遅いのではないかと心配です。
この時期は個人差もあり、発育は様々です。発語(言葉)の発達にも個人差があります。「わんわんだね」「まんま食べようね」など、その子の行動に言葉を添えてあげることや、いっぱい話しかけてあげることで、言葉が増えることもあります。また、支援センターなどで同年齢の子どもたちと触れ合うことで刺激を受けておしゃべりが上手になる子もいます。
トイレトレーニングを始めたいと思っています。どのようなタイミングでするとよいでしょうか?
はじめる目安として「おしっこの出る間隔が2時間以上」「寒い時期より暖かい時期」があります。「トイレやおまるに座る習慣付け」から始めます。「何より、無理しないこと」が大切です。子どもさんの様子を見ながら始めてください。
子どもの寝つきが悪く、寝かしつけで毎晩ヘトヘトになります。上手な寝かしつけ方はありますか?
「ねんねするよ」と話しかけ、布団に一緒に入ってあやすなど、寝る時は布団に入るという習慣にしてみてください。部屋が明るいと遊びたくなるので、電気を消して暗くすることも有効です。毎日続けていくことで、布団で寝ることを覚えてくれるかもしれません。昼間にたくさん運動をすると、ぱたっと寝ることもあります。早寝早起きのリスムを心がけ、昼間はたくさん遊んであげてください。
昼間はおっぱいを飲まなくなりました。まだ1歳にならないのですが、このまま断乳してもいいでしょうか?
1歳未満の赤ちゃんには母乳やミルクでの栄養が必要です。離乳食は水分が多いので、たくさん食べても母乳やミルク分の栄養を補えません。栄養が不足すると体重が減少しますし、脳の成長によくありません。1歳まではしっかりと飲ませてから断乳されるとよいかと思います。
「片づけをして」と言ってもなかなかおもちゃを片づけません。
「一緒にやってみようね」とか「これはどこに片づけるのか教えて」などと言葉をかけながら、ゆっくりでもいいので、ひとつでも片づけられたら褒めてあげましょう。
子どものプライドをくすぐりながら「自分でできる」「やったー」という満足感や達成感を学習させるようにしましょう。なんでも「自分で!!」と言って困らせます。
いろいろな場面や場所で大人を困らせるような行動や態度がでる時期は誰もが通る道、成長の現れです。さりげなく手伝ったりしながらできたことを共に喜び合いましょう。
思い通りにならないとすぐにかんしゃくを起こします。
かんしゃくを起こしたときは、子どもの気持ちに寄り添いながら落ち着くまで待ってあげましょう。だっこやおんぶも効果的です。
落ち着いてから子どもと向き合い、ダメなことは「どうしてダメなのか」を言葉で伝えてあげましょう。言葉の発音が気になります。「がっこう」⇒「だっこう」などになります。幼児語もなかなか治りません。
しつこく言い直させることはやめましょう。日常生活の中で周りの大人が正しい言葉で話していくことで、そのうちに正しい発音で話せるようになることが多いです。
ごはんの途中で遊び食べをするので困っています。
よく遊び、おなかが空いているとしっかりと食事ができるものです。
食事時間にゆとりを持ち、家族みんなで「おいしいね」などと言いながら楽しく食事をしましょう。量を調節して食べきった感を味わわせたり、おやつの量や時間を見直したりするのもひとつの方法です。小学校への入学を控えています。大人が気をつけることは何かありますか?
入学への期待が高まる一方で、同じくらい「ワクワク・ドキドキ」の気持ちがあります。
「学校は楽しいかな、友だちできるかな、どんな先生かな・・・」など。
「そんなことをしていたら学校にいけないよ」など否定的な言葉はやめましょう。
おうちの方の小学校時代の話をしてあげたり、一緒に通学路を下見したりしながら、家族みんなで入学を心待ちにしていることを知らせてあげましょう。なかなか文字を覚えようとしません。
文字に興味や関心が出てくるのは個人差があります。無理やり教える必要はありません。生活の中で自分の名前の文字を見つけたりして徐々に興味がわいてくるのを待ちましょう。
何より大事なのは、耳から入ってくる言葉の意味や話しの内容が分かることです。親子で一緒に絵本を読んだり、言葉遊びをしたり、お話しを読み聞かせたりすることがおすすめです。