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国分寺

最終更新日:2023年10月1日

ページID:5264

国分寺

◆所在地◆

 小浜市国分51-1

◆電話◆

 0770-56-2519

◆アクセス◆

 JR東小浜駅より1.5Km (駅にレンタサイクル・電動有り)

◆主な文化財◆

 国指定重要文化財:木造薬師如来坐像(像高79.7cm)

 国指定史跡:若狭国分寺跡(奈良・平安時代)

 ◆概要◆

 曹洞宗。

 国分寺は全国に数多くあります。創建天平13年(741)聖武天皇の命令で、奈良に東大寺、諸国に国分寺を建てさせたと言われています。若狭国分寺もその一つで、東大寺より少し遅れて奈良時代後半8世紀中ごろに創建されました。

 若狭から北の日本海側で国分寺遺跡が確認されているのは、石川県能登、富山県高岡市、新潟県佐渡、そして若狭・小浜です。国分寺は国の中心地に建てられていますので、当時の小浜は若狭の中心都市であったことが伺えます。若狭の国は奈良の都に近く「海の幸」の産地として、また塩の生産地として重要な役割をはたしていました。

 境内の広さは二町(218m)四方で全国60個所余りある国分寺に比べ、やや小さめの中規模のもの。五重塔、金堂を見ると、建物の規模は全国に比べかなりこじんまりと建てられています。10世紀中ごろまで存在していましたが、火災に遭い焼失し、鎌倉時代に再建されましたが、戦国時代に焼き討ちにあっています。

 現在の釈迦堂が建っているところが、若狭国分寺の中心金堂が建っていたところです。釈迦堂は、慶長15年(1610)に創建されていますが焼失。現在のものは宝永2年(1705)に再建され、像高約3mの木造釈迦如来坐像(大仏)が鎮座しています。

 敷地の池には、6月可憐な縄文ハスが花を咲かせます。

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