儒学を好んだ7代小浜藩主酒井忠用が、京都望楠軒の講主若林強斎の門人・小野鶴山を小浜に招き藩士教育を行いました。安永3年(1774年)には、望楠軒の4代目講師の西依墨山を小浜へ招いて藩校順造館を開講しました。幕府の老中を勤めていた小浜藩初代藩主忠勝は、幕府の儒者林春斎の弟子を藩士教育のため召し抱え、また、二代目忠直も小浜町人のために公開講座を開くなど藩学に熱心でした。
幕末の志士・梅田雲浜もここ順造館で学んでいます。
市立雲浜小学校の通用門でしたが、南川改修に伴い現在の千種一丁目に移設され、現在は県立若狭高校正門となっています。
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