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米国大使館のジョン・ナイリン公使らが拉致現場を視察しました

最終更新日:2023年10月16日

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 在日米国大使館のジョン・ナイリン政務担当公使とマサミ・タナカ一等書記官が、令和5年10月12日(木)に小浜市を訪問され、45年前に拉致被害が発生した現場を初めて視察し、その後松崎市長と面会いたしました。

 在日米国大使館要職者による拉致現場視察は、帰国拉致被害者の関係市である、柏崎市・佐渡市・小浜市の3市で構成する拉致被害者関係市連絡会が在日米国大使館に要請したことをきっかけに、令和3年度には柏崎市、令和4年度には新潟市・佐渡市の各市への視察が行われており、この度、小浜市を訪問されました。

 この日、拉致現場となった小浜公園山頂展望台(青井)を訪れたジョン・ナイリン公使らは、福井県警察本部の職員から、当時の現場状況の説明を受けながら、辺りを歩いて確認され、その後、小浜市役所において松崎市長と約30分間面談されました。

 視察後、ジョン・ナイリン公使は、「(現場で拉致が行われたことに関して)想像できないぐらい恐ろしいこと。考えられないことです。このような静かな場所でひどいことが行われたことを、世界に分かって欲しい。アメリカ政府は日本政府と拉致(被害者)家族を支持している」と話されました。

 また、松崎市長は、「政権がどう変わろうと拉致問題について、アメリカ政府は真剣に取り組んでいくと力強い言葉をいただいた。(公使が)現場に行っていただいたことで、さらに拉致問題について深く認識していただき、(拉致問題解決に向けて)力を入れていただけるのではないかと期待をしている」と力を込め、「この機会を通じて、国民の皆さんに拉致問題について理解・再認識にしていただく機会になればと思っている」と話しました。

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