町並み

◆発心寺参道◆

　発心寺の修行僧が列を組んで歩く。この参道を雪の舞う中寒修行に出る修行僧たちが列をなす様子は情緒あふれています。寒修行の時期、多くの写真家たちがその様子をとらえようと訪れます。

◆今宮（広市場・狭市場）◆

　広い通りを「広市場」、狭い通りを「狭市場」と呼んでいます。
　小浜城主となった京極高次が、慶長12年（1607年）沼や葦原を埋め立てて、市のできる通り「上市場町・下市場町」を設け、月の2と7の日に市を開催しました。若狭の人たちが鮮魚や干物、農産物、花など生活に必要なものを売買するため集まっています。
　通りの突き当たりを折れると、泉町商店街があり、鯖街道起点の地をアピールしています。上市場町と下市場町の間には市蛭子神社があり、7月20日にえびす講が開かれています