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山川登美子記念館 施設案内

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山川登美子記念館

をみなにて又も来む世ぞ生まれまし…

館内のご案内

当施設は、山川登美子の生家と遺品が小浜市に寄付されたことから、山川登美子記念館として平成19年4月に開館しました。
登美子の愛用品や歌稿などを展示しています。
多くのみなさまに登美子が歩んだ人生、登美子の歌に触れていただき、より身近に感じていただければ幸いです。

歌碑(辞世の歌)
歌碑:辞世の歌
歌碑(辞世の歌)

登美子が死期を悟りながら、亡くなる2日前に病床にて自ら認めた辞世の歌。

父君に 召されていなむ とこしへの 春あたゝかき 蓬莱のしま

生涯敬愛し続けた父のもとへ飛び立つことに慰められ導かれるひとつ光のように感じていたことでしょう。
辞世の歌を詠み、亡くなった部屋が今も当時のままに残されています。

与謝野鉄幹

明治32年東京新詩社を創立し、機関誌「明星」を創刊。浪漫主義文学運動を展開しました。
自ら短歌創作を行うとともに、新人歌人の擁立に努めました。
特に女性の心を掴み、秘めた想いを歌に引き出す能力は短歌の新時代を切り開いたといえるでしょう。
彼によってその能力を開花させた女流歌人こそが、登美子と晶子でした。

与謝野鉄幹の添削
与謝野鉄幹添削の登美子歌稿
館内の見取り図
館内見取り図

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