毎年5月から7月にかけては繁殖の季節や親子が別れる季節にあたるため、クマの活動が活発化し、人里への出没が増加する傾向にあります。
小浜市内でも、5月以降たびたびクマが目撃されており、今後もクマの出没が多くなると予想されます。
クマによる被害をなくすために、次の対策をお願いいたします。
クマが集落に居つく原因となるものは片付けてください
クマが強く興味を示す木の実は柿、ヤマブドウ、サルナシ、栗、ドングリ(特にブナやミズナラのドングリ)、ギンナンなどがあります。このような果樹は早期に収穫するか、管理ができない樹木は伐採を検討するなど対策をお願いします。
また、木の実以外にも生ごみや米ぬか、ハチの巣(昆虫も蜜も両方)、機械油など強く興味を示すものがあります。いずれも家の周辺に放置しないようお願いします。特に生ごみや米ぬかは発酵すると臭いが発生し、発酵する前のものより強く興味を示すようになりますのでご注意ください。
なお集落付近に居ついたクマは、家屋に侵入する恐れがあるため戸締りの徹底をお願いします。
クマを刺激する行動は避けてください
クマは、聴覚(耳)と嗅覚(鼻)が敏感ですが、視覚(目)はあまり敏感ではありません。屋外では鈴やラジオなど音を出すものを携帯しながら行動するとよいと言われるのはこのような特性があるためです。
クマは臆病・慎重な性質がある一方、刺激を受けると興奮し予想外の行動に出ることがあります。
目撃した際には大声や花火等での刺激を与えるようなことは絶対にやめていただき、背中を見せないようにして、ゆっくりとその場から離れるようにしてください。
至近距離で逃げる余裕がない場合は、くぼみにうつ伏せになり、後頭部や首を手などで守ってください。荷物を背負っていれば背中まで覆ってください。
クマを目撃しましたら、小浜市役所農林水産課まで連絡をお願いいたします。
問い合わせ先 0770-53-1111
このページに関するお問い合わせ先
農林水産課 林業振興・鳥獣害対策グループ
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