メニュー

漁場生産力・水産多面的機能強化対策事業

最終更新日:2026年7月1日

ページID:7176

事業の概要
 水産業や漁村には、新鮮な魚介類を届けるだけでなく、海岸清掃や水難救助、自然体験の場の提供など、「多面的機能」と呼ばれる市民の利益を支える大切な役割があります。しかし現在、高齢化や人口減少により、これらの機能を維持することが難しくなっています。地域の漁業者や住民が主体となり、水産業の再生と漁村の活性化を目指して、未来へ豊かな海を繋ぐための活動を支援しています。

活動組織
 小浜市海のゆりかごを育む会

活動内容
1.海の生き物たちの隠れ家や産卵の場になる「藻場の保全」

 藻場は多くの海洋生物が産卵し、幼生が外敵から身を守りながら大きく育つため「海のゆりかご」と呼ばれています。

✔アマモ場の保全
 海のゆりかごの一つである「アマモ」の種をまき、成長をモニタリングしています。アマモ場が増えることで、生き物のすみかが作られるだけでなく、水質や海底の泥が浄化される効果もあります。

✔ ウニの密度管理(食害対策)
 海藻を食べ尽くしてしまうウニを一定数駆除することで、磯焼けの進行を食い止め、ガラモ場(ホンダワラなどの藻場)の保全を図っています。

✔ 母藻・藻場増殖礁の設置
 母藻(種のついた海藻)を付けた小型のブロックを海底に設置したり、ロープに結びつけた海藻の種苗を海へ投入し、その成長を大切に見守っています。

モニタリング  ウニ駆除  母藻の設置  アマモ

2.美しい海岸を守る「漂着物の回収」
 各集落に回収用のフレコンバッグを配布し、地域住民が一体となった集落単位での海岸清掃活動を行っています。普段なかなか手の届かない場所も積極的に清掃し、小浜の海岸の美化と環境保全に努めています。

漂着物の回収 回収

3.未来を担う子どもたちへ「教育・学習活動」
 小学校・中学校・高校を訪問し、海岸漂着ごみ問題の出前講座や、生徒たちの探究学習へのアドバイスを行っています。
 若狭地域の漁業者や高校生を対象に、市内で実践しやすい藻場保全のノウハウを共有し、地域全体での意識向上を図っています。

教育活動    教育


皆様へのお願い

 これらの活動を通し、豊かな海がある小浜市の環境保全を行っています。海を守っていくためには、特別なことばかりが必要なわけではありません。マイボトル、マイバッグの使用でプラスチック製品を抑制すること、釣りをした際にごみを持ち帰ることや落ちているゴミを拾うこと。そんな一人ひとりの小さな心がけやアクションのすべてが、美しい海を守る大きな力へとつながります。
 未来の子どもたちへ小浜のきれいな海を送り届けるために、できることから、一歩ずつ取り組んでいきましょう!
 

このページに関するお問い合わせ先

農林水産課

このページに関するアンケート

このページの感想をお聞かせください。