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妙楽寺

最終更新日:2023年10月1日

ページID:5280

妙楽寺

◆所在地◆

 小浜市野代28-13

◆電話◆

 0770-56-0133

◆アクセス◆

 JR小浜駅より3.7Km (駅にレンタサイクル・電動有り)

◆主な文化財◆

 国指定重要文化財:本堂(鎌倉時代初期)

 国指定重要文化財:木造千手観音菩薩立像(像高176.3cm、平安中期)

 ◆概要◆

 山号岩屋山。高野山真言宗。

 養老3年(719)僧行基が本尊を彫り、延暦16年(797)空海が諸国を廻っていたときに本尊を拝して堂舎を建立したと伝えられています。寺領は明通寺より常満保地蔵丸名を寄進されています。
本堂は鎌倉時代初期に建立されたもので、厨子には永仁4年(1296)と銘があり、若狭における最古の建造物です。桁行5間(11.51m)・梁行5間(10.61m)寄棟造桧皮葺で、和様天井は化粧屋根裏内外陣境に菱間と格子戸を入れて区画されています。外観はゆるやかな屋根の流れは豪華な王朝建築にみえます。

 本尊の千手観音菩薩立像は、平安中期の作で、桧材の一木造、頭上には菩薩の顔が3面あり、その他に菩薩面・憤怒面・狗牙上出面・大笑相面21面をいただいています。実際に千本の手が整然と美しく配されており、長く秘仏であったため、今も黄金色に輝いています。

 県指定の聖観音や地蔵像などの文化財も多く所有しています。

 本堂わきには、芭蕉没後百年を記念して芭蕉の句碑が建てられています。秋には参道の紅葉が見事です。

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文化観光課

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