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常高寺

最終更新日:2023年10月1日

ページID:5271

常高寺

◆所在地◆

 小浜市浅間1

◆電話◆

 0770-53-2327

◆アクセス◆

 JR小浜駅より0.8Km (駅にレンタサイクル・電動有り)

◆主な文化財◆

 市指定:壁画床2面 ・障壁画1面(狩野派、洞春美信作)

 ◆概要◆

 山号凌霄山。臨済宗妙心寺派。

 常高寺は、寛永7年(1630) 常高院栄昌尼が夫の京極高次の死後京都妙心寺の槐堂和尚を招いて開祖とし、栖雲寺を移転させた跡地に常高寺を創建しました。常高院栄昌尼は、お市の方と浅井長政の3姉妹の次女として生まれ、寛永10年(1633)江戸で亡くなりましたがが、その後侍女たちと共に常高寺に葬られました。現存する常高院の貴重な肖像画、自筆の消息、墓所の他、書院に遺るこの壁画が、往時の盛運を偲ばせています。

 本堂は大正12年(1923)に焼亡、荒れた書院、庫裡などが残りましたが、昭和39年(1964)には山門の炎上もあって、まさに廃寺同然の荒れ寺となりました。しかし、この間、由緒ある名刹復興の動きもあって、平成2年より再建事業が本格化し、平成13年に本堂が完成しました。

 書院奥の間の床壁画は、壁画床2面、障壁画1面が描かれており、正面壁画は縦253cm、横278センチメートル、その両側面は80cm幅の画壁です。
絹本著色京極高次夫人像(ふるさとの人「常高院」)が県指定文化財となっています。

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