(賞の経緯)
杉田玄白賞は、平成14年、本市の「食」を活かしたまちづくりを推進していく為に設立されました
若狭小浜には、奈良時代から宮廷に食材を提供した全国でも数少ない「御食国(みけつくに)」としての歴史と伝統があります。 その長い歴史の中で多くの偉人・先駆者を輩出しており、中でも小浜藩医杉田玄白先生は、日本初の西洋医学の翻訳書「解体新書」を発刊し、医学の進歩と日本近代文化の発展に大きな貢献をされました。また、玄白先生が晩年書き残された養生訓「養生七不可」からは、食こそ医術の基本であるという「医食同源」の理念がみてとれます。この理念を受け継ぎ、本市では毎年、「食」に関する進歩的な取り組み・研究を行い実績をあげている方を募集し、中でも功績顕著な方を杉田玄白賞として表彰することで、本市のまちづくりに活かしています。
(過去の受賞者)
直近3か年
第18回「杉田玄白賞」受賞者 | |
≪奨励賞≫ | 立命館大学産業社会学部 准教授 田部 絢子 氏 『発達障害等の子どもの食の困難と発達支援』 |
≪奨励賞≫ | 山口大学大学院医学系研究科 講師 河村 敦子 氏 『和食を基にしたDASH-JUMP(ダッシュジャンプ)食事療法の開発』 |
第19回「杉田玄白賞」受賞者 | |
≪杉田玄白賞 ≫ | 京都大学大学院生命科学研究科 准教授 神戸 大朋 氏 『必須微量ミネラル亜鉛の生理機能に関する包括的研究』 |
≪奨励賞≫ | 鹿児島大学農学部 講師 加治屋 勝子 氏 『伝統作物「桜島大根」の血管機能向上作用に関する研究』 |
第20回「杉田玄白賞」受賞者 | |
≪杉田玄白賞 ≫ | 東京大学大学院農学生命科学研究科 准教授 村田 幸久 氏 『食物アレルギーの診断と治療技術の開発 』 |
≪奨励賞≫ | 京都大学大学院農学研究科 特定助教 金子 賢太朗 氏 『食と生体の新しいコミュニケーション機構の解明による抗肥満戦略の展開 』 |
※受賞者の所属や役職名は受賞時のものを記載しています。
※第1回からの受賞者は下記添付ファイルよりご確認いただます。
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このページに関するお問い合わせ先
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