福井県が実施した堅果類(ドングリ)の豊凶調査によると、ブナとミズナラが不作と判定されました。
それに伴い、今秋は人里へのクマの出没が増加すると予想がされています。
小浜市内では、5月以降も毎月クマが目撃されており、十分な警戒が必要です。
クマによる被害をなくすために、次の対策をお願いいたします。
対策1
クマが集落に居つく原因となるものは片付けてください
クマが強く興味を示す木の実は、柿・ヤマブドウ・サルナシ・栗・ドングリ(特にブナやミズナラのドングリ)・ギンナンなどがあります。
このような果樹は早期に収穫するか、管理ができない樹木は、伐採を検討するなどの対策をお願いします。
・木の実以外にも生ごみや米ぬか、ハチの巣(昆虫も蜜も両方)、機械油など強く興味を示す
ものがあります。家の周辺に放置しないようお願いします。
・生ごみや米ぬかは発酵すると臭気を伴い、強く興味を示すようになりますのでご注意くださ
い。
・集落付近に居ついたクマは、家屋に侵入する恐れがあるため、戸締りの徹底をお願いしま
す。
対策2
クマを刺激する行動は避けてください
クマは、聴覚(耳)と嗅覚(鼻)が敏感ですが、視覚(目)はあまり敏感ではありません。屋外では鈴やラジオなど音を出すものを携帯しながら行動するとよいと言われるのはこのような特性があるためです。
・クマは臆病な性格であるため、刺激を受けると興奮し予想外の行動に出ることがあります。
・目撃した際には、大声や大きな音等で刺激を与えることは絶対にやめていただき、背中を見
せないようにして、ゆっくりとその場から離れるようにしてください。
・至近距離で逃げる余裕がない場合は、くぼみにうつ伏せになり、後頭部や首を手などで守っ
てください。荷物を背負っていれば背中まで覆ってください。
クマを目撃しましたら、小浜市役所農林水産課まで連絡をお願いいたします。
問い合わせ先 0770-53-1111
このページに関するお問い合わせ先
農林水産課 林業振興・鳥獣害対策グループ
- 電話番号0770-64-6024
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