福井県小浜市定住・移住情報サイト おばまに暮らそ

幸福度日本一福井県 小浜に住んでみませんか!

  • 小浜市 未来創造課
  • 0770-64-6008
  • iju@city.obama.lg.jp

空き家バンクについて

  • 小浜市 営繕管財課
  • 0770-64-6073
  • eizen@city.obama.lg.jp

おばまに興味が出てきたあなたへ

移住の心構え

1

移住する目的は何?

住み慣れた土地を離れて移住するのですから「自分は何を実現したいのか」という目的をしっかり持つことをお勧めします。
移住にはご家族やパートナーの協力・合意は欠かせません。具体的な目的を持ち、じっくり情報を集めてご家族やパートナーと話し合ってください。

2

おばまでの生活をイメージしてみる

暮らしの条件を、ポイントを絞ってリストアップしてみましょう。
気候や移住者支援、学校施設や医療施設などの情報集め、インターネットでの情報収集の他、市役所に問い合わせてパンフレットを郵送してもらうという手もあります。

3

移住体験住宅を利用してみよう

移住後に「こんなはずじゃなかった」とならないためにも、できるだけ移住候補地へ足を運んでみましょう。移住体験住宅や民宿に泊まったり、各地の体験メニューを楽しんで地元の方との交流を深めると情報も集まります。

4

仕事を見つける

生活を支えるには収入を得られる仕事は必須です。地方では希望に沿った仕事を見つけることが難しいこともあります。起業する・就職する・就農する、弟子入りする…あなたの大切な生活基盤となる「仕事」ですので、現実的な選択を模索しましょう。

5

住まいを見つけよう!

購入、賃貸?暮らし方のイメージと、その実現に必要な資金について考えておきましょう。

6

おばま暮らしを始める

引越しが済んだらご近所の方に挨拶に行くとよいでしょう。大家さんにも一度挨拶をしておくと、何か困ったときにスムーズに対応してくれることがあります。
小浜市は人のつながりが強く、行事(祭りや清掃活動など、地区の行事や当番)に参加することが理想です。
移住は引越しをした時点でゴールではなく、新しい生活がスタートします。
快適に生活するための力や工夫が必要になってきます。地域に合った地元の方とのお付き合いを心がけましょう。

おばま初心者インタビュー

ケース2髙野 哲矢 さんの場合

紹介する人

東京都から奥様の地元である小浜市に移住された髙野さん。
現在は、奥様のご両親と、お子さん2人の6人で住んでおられたところから、市内で転居し家族4人で暮らしています。お仕事はご自身の専門である都市計画や、奥様の専門のグラフィックデザイン関係に携わる一方、セレクトショップの運営も手掛けられています。

どうして小浜に?

茨城生まれの東京育ちです。妻とは社会人時代に東京で出会い、その後結婚しました。
二人目の出産を控えた時に、妻の実家のある小浜に帰ろうかという話が出ました。
「いずれは自然が身近なところで子育てできれば」という妻の気持ちも聞いていたので、小浜に移住することを決めました。
独り東京に残ることも選択肢にはありましたが、家族はみんな一緒の方が良いだろうし、仕事は都心でなくてもなんとかなるだろう、と思い、決意しました。

あとは、東京のような都市とは全然違うとこなら、これまでと違う暮らしができて面白いし、良い経験にもなるなと。小浜で何ができるかを考えながら、やってみたいと思えました。

小浜に移住するまでは?

都市計画の仕事をしていたので、いろいろなまちを訪れることが多く、知らない街にいく事が好きでした。いろいろなところを見に行きたいというか。
ネットなどで調べて、妻に「ここ知ってる?」、「知らない。」、「じゃあ行ってみよう」みたいな。
小浜についても妻の里帰りや、第一子の出産のとき、空いた時間に近くを探索しました。
小浜では、移住前に出会った2人が印象的でした。
1人目は妻の親戚のおじさん。親戚のおじさんの小浜に関する説明を聞きながら、このおじさんは「自分の住んでいる土地をすごく好きなんだろうな」という感じがすごく伝わってきました。そういう人がいる場所っていいなと思いました。
もう一人は小浜に移住されてカフェを経営されていた方です。お店でゆっくりお話しする機会があり、「こんな感じの移住者もいるんだったら面白い土地かも」と思いましたね。

移り住んでよかったことは?

人同士のつながりを大切にできるところでしょうか。
これからの時代を”幸せに”、”良く生きていくために”大切なことだと思います。
時間の流れをゆっくりと感じられていて、暮らしやすいところもいいですね。
その反面、居心地が良いので、気を抜きすぎてしまわないように気を付けています。

こまったことはありますか?

都市計画という仕事上、やはり現地での調査や確認などが必要になることもあります。
移動条件(時間や距離)は不利なところがあると思います。
バスや電車もありますが、車で敦賀駅や近江今津駅、もしくは現地まで移動することが多いです。
ただコロナ禍になってからはオンライン化になったところも多く、移動時間を気にせず会議ができるようになったのは良かったと思います。

子育てについて

移住前には第一子が生まれマイホームも購入しましたが、休日も仕事が多く、家族との時間がなかなか取れませんでした。子育ては妻一人に任せることが多かったですね。
夕食も会社の同僚と外食することが多かったのですが、今は家族団らんで夕ごはんを食べ、一緒にお風呂に入って寝られるようになりました。
通勤時間は東京より短くなりました。お店を開ける前に子どもたちと散歩したり、夕飯のあとに将棋をしたりと、子ども達と過ごせる時間が増えましたね。

気候については慣れましたか?

いろいろな土地をめぐってきたので、「東京(太平洋側)と違うから、ダメだ。」でなく、なんでも受け入れることができるのが良かったと思います。「そっか、そういうもんか」みたいな。
冬は「昔より晴れた日が多い」と妻から聞きます。雪の降った日は自宅前を除雪してからお店を開けています。

どういった仕事をされていますか?

もともと都市計画やまちづくりに関する仕事を都内の会社でしていました。
移住がきまった時、おばま観光局の「小浜町家ステイ」のクラウドファンディングを見つけました。クラウドファンディングをきっかけに2018年5月から約2年間、「おばま観光局」でまちづくりや観光の仕事をしていました。その後、アンドプレイス合同会社を設立し、まちづくりに関する調査や計画策定支援、イラストレーションやグラフィックデザインを妻と行っています。
2020年の8月にはまちの駅に 「食と暮らし」を愉しむセレクトショップTEtoKIをオープンしました。

都市計画とはどんなことですか?

そのまちの将来のなりたい姿や行政の方針から、必要な分野や行動、順番や方向性を整理して提案する仕事です。一人ではできる仕事ではないので、たくさんの人と連携が必要な仕事です。
そして答え合わせができるまで時間がかかります。
出来ることは、その時代で”良い”ということを積み重ねていくことですね。
あとは決めたことを変えられないことが、弊害になってくることもあるので、計画を変えていける柔軟さも必要だと感じています。
「問題や課題」というよりは、「どうやってポジティブに変換できるか」を意識して取り組んでいます。

今後のことについて教えて下さい。

挑戦したいことがたくさんあるので、ずっと同じことをやってないかもしれません。
「続けていかなきゃいけない」とは思ってないですね。
店舗ではなくても、TEtoKIのように「外に開いた場所をもつ」ということは出来ればいいなと思います。

やりたいことはいっぱいあります。
都市計画にかかわらず、小浜市や若狭地域、福井県内で何かを計画する仕事はしていけるとよいなと思います。
そして、今は、新しいことにチャレンジしやすい環境だと思います。
その中で同じことを続けることもよし、新しいことにチャレンジすることもよし。状況や気持ちに柔軟に対応していきたいと思います。

モデル髙野 哲矢(たかの てつや)さん

1984年 茨城県生まれ、東京都育ち。大学では都市計画を専攻し、卒業後も都市計画に携わる。
2018年に小浜市に移住、まちづくりや観光関係に携わりながら、2019年に夫婦でデザイン・企画会社を設立。
2020年8月には小浜市まちの駅・旭座 に TEtoKIをオープン。日々こだわりの商品を販売している。

広報おばま

「広報おばま」では、地元住民の方たちの暮らしや小浜市の身近な情報をご紹介しています。

ページトップへ

© 2015 おばまで暮らそ.