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指 定 |
所在地 |
管理者 |
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平成4.2.26 市指定 |
小浜市奥田縄 |
奥田縄区 |
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奥田縄集落を過ぎ奥田縄川上流、親王谷の渓流を遡ること約700m。林道の終点には整備された広場がある。ここから左岸上流には断崖に添って小道が続き、約100mで瀑下に達することができる。
『若狭国志』に「田縄の滝。奥田縄村にあり、厳石恰も牆壁の左右に連立するが如く、その間を往くこと八、九十歩にして瀑あり、飛流直下五丈余、激散すること白雨の如く、瀑下に進めば盛夏と雖もまた寒淒なり」と記し、『口名田村誌』も、この記事引用のあと、伴信友の詠歌「繰り返へし見れどもあかず杣木ひく田縄の山の奥の滝水」を付記し、その後項にて本瀑の上流五、六町に所在する「イラハラの滝」に触れ、巖石連立して飛流激散の状は前者に勝るが、飛流直下においては一歩を譲るとし、また、その瀑下にあって古来より斧鉞を入れぬ親王の森の樹相を記している。
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