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指 定 |
所在地 |
管理者 |
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昭和50.1.28 市指定 |
小浜市平野 |
小浜市 |
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JR小浜線の新平野駅のすぐ東南に位置する前方後円墳である。後円部の墳頂には白鬚神社の祠が建てられている。
本古墳は、後円部が東に、前方部を西にして築造されており、その規模については、正確な墳丘測量が実施されていないが、略測によれば、全長約58m、後円部の直径約38m、高さ約6m、前方部の幅約42m、高さ約4mを測り、後円部が高くなる形態である。古墳の北側には最近まで周濠の跡が良好に残存していたが、建造物を立てるため埋め立てられた。現在では後円部の東部の水田に周濠部が僅かに認められるに過ぎない。
外部施設の葺石は認められないが、埴輪は存在する。平成7年に福井県が確認調査を行い、古墳時代後期、6世紀初頭に築造されたもの確認されている。
本古墳の東方には、国史跡上船塚古墳、下船塚古墳の前方後円墳があり、いわば船塚古墳群に含められる古墳として本古墳をとらえるべきである。若狭地方には前方後円墳は18基確認されているが、遠敷郡上中町と小浜市にその大部分が集中している。
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