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若狭彦神社


太刀 銘 宗□(伝宗近) 1口

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指 定 所在地 管理者
明治45.2.8 国指定 小浜市遠敷 若狭彦神社


 寛政7年(1795)11月1日、小浜藩城代酒井内匠介忠為が若狭一の宮に病気平癒の祈願をし、本復の御礼として奉ったものである。
 直刃、白鞘で、長さ79.1p、反3p、元幅2.9p、銘は宗の次の1字は不明であるが、三条小鍛冶宗近の作と伝えられている。平安時代の作で、弥状は鎬造、庵棟、腰反り高く、小鋒、鍛は板目、刃文は直刃調小乱、帽子は丸く返り浅い、茎は磨上、先栗尻、目釘孔は3つある。宗近は永延頃京三条に住したと伝えられ、三条あるいは小鍛冶と呼ばれている。同作中、名物三日月宗近は名高く、平安時代以来天下五剣の一にあげられている。現在は東京国立博物館に寄託中である。