移住者インタビュー
小浜で叶える、家族と仕事のちょうどいい暮らし

紹介する人
兵庫県からご主人の地元である小浜市に移り住まれた前田さん。
現在、ご主人とお子さん2人の4人家族で、すぐ近くには、ご主人のご両親も住んでおられます。
お仕事はデザイン関係で個人事業をしておりましたが、2018 年からはご主人と法人を設立。
毎日忙しくも、楽しい日々を送っておられます。
どうして小浜に?
もともとは兵庫県出身で、主人と結婚後も兵庫県内で生活していました。
1 人目の子供を出産後、主人の地元である小浜市に移住しました。
2013 年の事ですね。
小浜って?
住みやすいと思います。コンパクトにまとまっているので、何をするのも便利です。
スーパーはもちろん、郵便局や銀行も近くにあるので、生活に不便さを感じません。人が少ないので、順番待ちもほとんどありません。
都会には都会の良さがありますが、ここには小浜ならではの良さがありますね。
「適度な田舎」「田舎の都会」など主人と話しています。
ただ自家用車がないと不便さはあると思います。
公共交通の便利さは、都会と比べると劣ると思います。
もともとはペーパードライバーでしたが、主人がいなくてもいろいろ出掛けられるようになりました。
感動したのは、自然が豊かだという事です。
移住当初、散歩していると大きなサギがすぐそばに!
大きな羽根を広げて飛んでいく姿に感動したのを覚えています。
他にも、家の近くの水路をカモの親子が遡っていたり、山の上に猿がいたり、川でメダカをみつけたり。近くを散歩するだけで、たくさんの生き物を見る事ができます。
移り住んでよかったことは?
人が優しいところでしょうか。本当にみなさん親切で、家の近くを散歩していると自家栽培の野菜を頂いたり、街で困っていると助けてくれたりします。
近くの小学生も道ですれ違うと挨拶してくれるので、嬉しいですね。
あとは食べ物がおいしいですね。
お米やお魚、野菜等どれをとっても本当においしいです。
兵庫県に住んでいるときも、福井のお米を食べておいしいと思っていましたが、小浜に来てからさらにおいしくて驚きました(笑)
お水も違うのだと思います。
こまったことは、何ですか?
冬の天気でしょうか。
どんよりとした空の日が多いですし、雪などの冬の厳しさに最初は戸惑いました。なかなか洗濯物が乾かないですし、布団も干せないし。
ですが、今では「春がくる喜び」を前より感じるようになりました。
雪の日の運転もまだまだ慣れないですね(笑)
小浜に住むまで、雪道を走る事もなかったので、最初は怖かったです。
焦らず、慎重に運転するようにしています。

子育てしやすい?
兵庫県で暮らしていた時は、主人の仕事も忙しく、(引っ越したばかりで)周りに知り合いがいなかったため、1 人で子育てに追われていました。
今は恵まれており、主人の両親や親戚、知人などたくさんの人に支えてもらって生活しています。
2 人目は小浜で出産しました。今は 2 人とも市内の保育園に通っています。
やさしく親切な先生ばかりで、毎日たのしく通園しています。
小浜にはミュージックケアと言って、音楽に触れあいながら子供と体を動かす教室があるのですが、これが本当に楽しかったですね。
保育園に通うまでの期間にお世話になりました。

コミュニティはどうでしょう?
移住した当初は知人も少なかったのですが、移住者の集まりや、親子の集まりに参加してからは知り合いが増えました。
お祭りに行くと地元の主人より、私の方が知り合いに会う事が多かったです(笑)
知り合ったお母さんと話していると、私と同じように移住(Iターン)された方だけでなく、旦那さんと一緒に帰ってこられた方も多いことに驚きました。
それだけ地元に愛着があって、住みやすく、良いところなのだと思います。
どういったお仕事をされていますか?
主に誌面やポスター、製品のデザイン、HP の作成などをさせて頂いています。
大切にしているのは、ご依頼頂いた方の真意を汲み取り、デザインに落とし込むことです。その為に、打ち合わせは本当に重要ですね。
今は小浜での環境にも慣れ、業務も軌道に乗っていますが、移住当時は小浜で仕事することの不便さを心配していました。
お客様も兵庫・大阪の方だったので、コミュニケーションが取りづらくなるのではないか、街の流行などについていけなくならないか、とか。
実際やってみて思ったのは、思ったより不便ではなかったという事です。
日常的には、お客様や兵庫県に住んでいる協力者と、テレビ電話でミーティングをしてコミュニケーションをとれています。
また大阪などで打合せがあるときは、電車の移動時間でアイデア出しをしたり、街を歩いて流行を探索したりと、以前より時間を有効に使うことが出来るようになりました。
移住してからは自宅で勤務していますが、結婚前は通勤に往復 3 時間以上かかっていたので、時間の感覚も変わってきました。以前にくらべ、時間に余裕ができましたね。
主人と仕事の分担もできるようになり、自分の作業に集中出来るようになりました。
効率的になったので、子どもと触れ合う時間を持てるようになりました。

今後のことについて教えてください。
小さな町ですが、その気になれば色々な事が出来ると思います。
出会いの中で、自分のスキルが意外と求められていることも。
法人化してまだ間もないですが、地域に根差して、地域に貢献できるようになっていきたいと思います。
子どもが小学校へ入学する年齢が近づき、自らの意思で動くことも増えると思います。自然の中でいっぱい遊び、楽しんでほしいですね。

モデル前田 愛(まえだ あい)さん
1982 年 兵庫県生まれ。大学卒業後、福祉機器メーカーに入社。結婚を機に退職し、個人事業を創業。
2013 年に小浜市に転居し、2018 年に MATT(マット)合同会社を設立。
主にグラフィックデザイン、プロダクトやパッケージのデザインを手掛ける。