農地の権利移転（売買・賃貸）をする場合、下限面積が設定されており、現に農家でない方にとっては、農地を取得することが難しい状況でした。

売買や賃借が難しい空き家に付属した農地について、下限面積（最低経営農地面積）を引き下げることで、農地の権利を取得しやすくし、市内外からの新規就農者、Ｕ・Ｉターン者などの移住促進と遊休農地の解消を図ることを目的とし、小浜市農業委員会は、空き家に付属した農地を空き家とともに取得する場合に、農地法第３条（農地の売買・賃借・使用貸借）による下限面積（最低経営農地面積）を１アール（100㎡）まで引き下げ、要件を緩和しました。

≪農地法第３条（農地の権利移動）申請における空き家付属農地の下限面積（最低経営面積）の引き下げ≫

＜設定下限面積＞　１アール（１００㎡）
＜主な条件＞
・適用を受ける農地の全てまたは一部が「遊休農地」であること
・適用を受ける農地に付属した空き家が「小浜市空き家情報バンク」に登録されていること

～こんなときに～
・親の実家を相続したが利活用や処分を検討している
・田舎での「農ある暮らし」に関心がある
・親戚や知人から上記のような相談をうけた

このような場合は、小浜市農業委員会または人口増未来創造課までご相談ください。
【空き家付農地に関する問合せ先】
　産業部　農林水産課　農業委員会
　TEL 0770-64-6022
　nourinsuisan@city.obama.fukui.jp
【空き家バンクに関する問合せ先】
　企画部　人口増未来創造課
　TEL 0770-64-6008
　jinkou-mirai@city.obama.fukui.jp