宮川地区の紹介

宮川地区は小浜市の東端にあり周囲を山々に囲まれた自然がいっぱいの地域です。人口は約670人、戸数250戸余りで小浜市の12地区のうち最も小さく「加茂」「大戸」「新保」「大谷」「本保」「竹長」に、令和5年4月から新たに「ひまわり」が加わり、7つの行政区から成り立っています。

地区の真ん中を野木川が流れています。地区内へのアクセス道路は、国道27号線からは平野から県道本保平野線(県道219号)で本保までと、一般農道で若狭町玉置から本保までの2ルートがあります。
最寄のJR駅は、小浜線の新平野駅で地区の中心まで約3kmあります。

昭和30年小浜市に合併するまでは、遠敷郡宮川村として存立し、地域の気風は優れた自然環境と地形のせいか、何事もまとまりやすく、他地区に先駆けて物事に取り組む進取の気鋭がある地域です。

昭和28年県下に先駆けて有線放送事業を開始、また昭和37年には県下で最初のライスセンターを建設し、地区の主要産物である米の一貫調整を実施してきました。
下水道事業も、小浜市では初めて地区一体で取り組み、平成6年に完成しました。 平成11年には、宮川地区長期計画を策定し小浜市の進める「いきいき街づくり事業」のモデルとなりました。 また、長期計画に基づき、土地改良再整備事業に取り組み平成18年度完成ました。
この事業とあわせて実施してきた一般農道新設事業、福祉施設誘致事業、住宅団地誘致事業、新保砂防ダム(貯水)新設事業もほとんどが完了しました。

福祉施設として、社会福祉法人積心会 の 特別養護老人ホーム「ひまわり荘」、グループホーム「ひまわりの郷」があります。
住宅団地として「ひまわり台」があり、令和5年4月から新行政区「ひまわり区」として「大戸区」から分離しました。

平成28年からは、農地集約化による低コスト農業を目指し、「株式会社 若狭の恵」が設立され、大区画の田んぼで大型機械がうなりをあげて活躍しており、農業の先進地域として脚光を浴びています。

「春は菜の花・ストロベリーキャンドル」「夏はひまわり」「秋はコスモス」の作付けを行い、地区内外、県外の方々に訪れて頂いています。

また、平成28年より、小浜市が推進する「地域協働型まちづくり事業」に賛同し、「宮川まちづくり協議会」を発足し地域振興に取り組んでいます。

(2023年4月現在)