文化財情報

荻野家住宅

有形文化財(建造物) / 若狭町 / 【構成文化財】熊川宿

熊川宿のほぼ中央に位置します。屋号を倉見屋と号し、代々人馬継立の運送業を行う問屋を営んでいました。
 主屋は文化8年(1811)頃に建設された熊川宿最古の町家であり、通り土間の表側を広くとる平面構成などに当地方の伝統的な町家の形式を示しています。また主屋に隣接して街道に面して建つ荷蔵や、敷地を縦に貫く石敷の通路などは問屋の構えをよく残しており、物資流通で栄えた熊川宿の核となる建物として価値が高いものです。
 平成26年1月27日、重要文化財となりました。

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小浜市・若狭町日本遺産活用推進協議会福井県小浜市若狭町

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