おおい町との境、小浜市西部の小浜湾の奥まった所に所在します。青戸の入江に面し、万葉集の歌枕にもよまれている若狭富士と称せられる青葉山が真正面に写し出される風光明媚なロケーションをもち、史跡公園として公開されています。
かつて御食国であった若狭地方では、土器製塩遺跡が約60ヶ所確認されていますが、本遺跡はそれらの中でも、極めて保存の良好なものとして、国の史跡に指定されています。
古墳時代後期~奈良時代に操業していた遺跡で、若狭の製塩土器の編年からは、浜禰ⅡB式・船岡式のそれぞれの時期に属します。石を敷きつめた製塩炉跡、海岸部遺構(護岸)、性格不明の焼土面が検出されており、古代の土器製塩工房跡の全容を示す遺跡といえます。