文化財情報

小浜市場(市の塔)

有形文化財(建造物) / 小浜市

慶長12年(1607)に若狭国守京極高次が湿地を埋め立てて市場として開発整備した町です。海産物の集荷業者や問屋、加工、小売業者等の商業関係者や廻運業者などによる商人町が形成されていました。背後の南川河口には廻船・漁船の係留所が設けられ、ここで水揚げされた物資や魚介類は若狭街道を経由して京都に運ばれたため、いわばこの町は「鯖街道の起点」と言うことができます。
江戸時代初期から明治時代の記録「市場仲買文書」には「生鯖塩して担い京へ行き仕る」との記載があって「鯖街道」を象徴する記録となっています。現在も、上市場・下市場・狭市場の名称が残され、かつて石敷きであった幅の広い通路を囲むように問屋や商家が残り、町の中央には市恵比寿神社があります。


小浜市・若狭町日本遺産活用推進協議会福井県小浜市若狭町

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