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指 定 |
所在地 |
管理者 |
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平成19.4.20 県指定 |
小浜市伏原 |
曹洞宗発心寺 |
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万葉集にも詠まれている後瀬山は、その山麓をめぐって多くの古社寺が所在する。その後瀬山麓伏原別墅谷に若狭の守護職武田氏の5代元光が大永元年(1521)に創建した禅曹洞宗の巨刹発心寺がある。発心寺には絹本著色武田元光画像2幅を蔵している。
頂相様のものは元光の死去後冥福を祈るため描かれたもので天文20年(1551)8月雪溪等蓀(天龍寺世代)の賛があり縦74p×横41.5pの掛軸である。作者は『拾椎雑話』によれば画家季欽の作と伝えられるが、当代の頂相様式による典型的肖像画である。
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