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指 定 |
所在地 |
管理者 |
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昭和16.11.6 国指定 |
小浜市神宮寺 |
天台宗神宮寺 |
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若狭一の宮の別当職に任じた神願時(後に根本神宮寺)の奥の院に安置された神像で、男神像は衣冠束帯、女神像は小桂姿の坐像である。像高はそれぞれ49.1p、50.9p、ともに厚い彩色を施す。
神と仏との融合が企図され始めた奈良時代にすでに神像の制作が始まったかと想像されるが、現在の神像中、最古のものは東寺、薬師寺などの僧形八幡と二女神の像で、平安初期以前の作例はいまはない。
二神像は小像ではあるが、頭体部を一材から木取りし、両肩外側に別材を当て、膝前に横材をはぎつける構造で、概ね仏像の木寄法に倣ってつくられ、像の表面には漆下地の上に彩色を施しているが、この彩色は後補である。
両像ともに、両袖をひろく台座の上面にひろげ、安定感のある像容をつくっているが、何れも相好に生彩があるものの、やや写実に過ぎるうらみがあり、膝前の薄く、やや弱いあたりをみると、制作は南北朝〜室町の過渡期であろうか。
二像とも、仏像とはちがって、わが国の古来の服制を示し、仏像にくらべて簡古の作風を示すあたりに、神像らしい特色がうかがわれる。
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