おひたき祭(口田縄区春日神社)
 おひたきという行事は、もともと宮中の重要な行事でした。「新嘗祭(しんじょうさい)」が民間に広がったもので、江戸時代から京都地方で行われている行事であるといわれています。
 11月になると、一般家庭や町内、会社で行われているところもあり、京都の風物詩ともなっています。
 この祭は秋に取れた新米をお供えし、願いごとを書いた護摩を焚いて悪霊を追い払うこと、家内安全、無病息災、商売繁盛、災い除けを神に祈るお祭りです。また御火焚きの残り火でみかんや饅頭を焼いて食べると風邪を引かないといわれています。
 口田縄区では、以前は毎年11月15日に行われていますが、近年は15日に近い日曜日に行われるようになり、いつから行われはじめたのかは分かりません。この日には、厄年の人や七五三の子どもたちが神主にお払いをしてもらいます。その後、春日神社境内に高さ約3メートルの青竹で円錐状に組まれた藁に神主が火をつけると、子どもたちは葉のついた青竹で「お火焚きや、みかん、饅頭欲しや。春日さんにあげよ。」と囃し、火を扇ぎたてます。藁が燃え尽きると厄年の人たちは、お供えしてあったお神酒を頂き、みかん、饅頭は参拝者に配られ神事が終わります。
 口名田地区では、同様の行事が上中井区の妙祐寺でも行われています。
   
 子ども語り部によるおひたき祭の説明 子ども達が青竹で火を扇ぐ様子
   
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