奈良二月堂若狭井の水源地として伝説に名高い「鵜の瀬」の清流の畔に、渡来の姿をした若狭比古神が最初に降臨した若狭彦神社の元宮、白石神社があります。
境内地は椿の群生林で、椿との関係が知られる八百比丘尼の伝承、東大寺を開いた良弁僧正生誕地の伝承などがあり、奈良と渡来文化、海と都をつなぐ伝承が集中して伝わる地となっています。
鵜の瀬に注がれた聖水は10日かけて東大寺二月堂若狭井に湧き出し、お水取りが行われます。若狭の水と食を象徴する古代ロマンあふれる地です。
鵜の瀬資料館、鵜の瀬名水の給水所などが神社前にあります。