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竜前薬師堂・竜前区・銅造薬師如来立像

記念物(史跡) / 小浜市 / 【構成文化財】遠敷の里の 古代中世の 社寺・仏像群

遠敷の町並みから鯖街道針畑越えに向かい、若狭姫神社を越え若狭神宮寺・若狭彦神社を望む地にくると、小さな鐘楼が街道沿いにたたずんでいます。若狭彦神社に奉納されていた梵鐘が、明治時代の神仏分離により持ち出され、守られているものです。その奥にある蓮華寺横には、同じく若狭彦神社にあった仏像が安置されています。
 若狭彦神社の本地仏として祀られていた銅像で、宝治2年(1248)の銘があります。鎌倉時代のすぐれた鋳造技術によって造られた仏像で、美しい姿によって古くから鯖街道を往来する人々を見守っていたことでしょう。通常公開はされていませんが、拝観については小浜市役所にお問い合わせください。


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